【新潟記念2022】予想・分析。好走率56%、回収率約140%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

【新潟記念2022】予想・分析。好走率56%、回収率約140%の条件とは? image

2022年9月4日、新潟競馬場で新潟記念(GⅢ/芝2000m)が行われる。ヒートオンビート、サンレイポケット、イクスプロージョン、カイザーバローズ、フェーングロッテンらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回は新潟2歳Sの好走条件について分析していく。

予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析①:人気

新潟記念は3連単10万越えの年は過去10年で6回、波乱傾向の高いレースだ。しかし、11番人気以下で馬券に絡んだのは4頭のみであり、2桁人気馬は相応に厳しい結果となっている。

以上を踏まえると馬券の中心となる馬は、10番人気以内の馬から選ぶのがよさそうだ。

※以降のデータはすべて11番人気以下の人気薄を除外して集計。10番人気以内にのみ絞って考察

■【予想】過去の傾向分析②:馬体重

新潟記念は過去10年大型馬の活躍が目立つ。具体的に馬体重が460㎏未満の馬の成績は(1-1-0-15)と苦戦傾向だ。

460㎏未満で馬券対象となった馬は2014年以降出ておらず、大型馬に有利なレースだといえる。

馬体重は最低でも460㎏以上は欲しいところだ。

■【予想】過去の傾向分析③:前走距離

前走を距離別に見ると芝2400mが(1-0-1-4)と優秀だが、数が少ない。

前走芝2000mを使った馬は(6-9-5-43)、複勝率31%と安定した成績を残している。

過去10年の安定感した成績から、中心となる馬は、同距離となる芝2000mを前走で使った馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析④:前走着順

過去10年の11番人気以下を除いた馬券対象馬26頭中、前走の着順が5着以内か5着未満かで成績に大きな差がある。

具体的には5着以内の馬の成績は(7-5-3-55)で、複勝率は21%。前走が5着未満だった馬の成績は(2-5-4-19)で、複勝率36%となっている。勝ち馬こそ前走5着以内の馬から多く出ているが、馬券対象全体で見ると前走からの巻き返しが目立つ形だ。

新潟記念は波乱が期待できるレース。高配当を狙う場合は、前走掲示板を外した馬は狙い目といえる。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「半年以上の休み明け」や「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(1-4-4-7)
勝率6% 複勝率56%
単勝回収率56% 複勝回収率222%

勝率、単勝回収率こそ低いが、複勝率、複勝回収率は非常に優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

▶競馬を観るならDAZNで。スマホやTVでスポーツをいつでも楽しもう

Sporting News Japan Staff

Sporting News Japan Staff Photo

日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。