【愛知杯2023】出走予定馬が発表! 予想オッズの上位、人気の中心となる出走馬は?

Sporting News Japan Staff

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2023年1月14日、中京競馬場で愛知杯(GⅢ/芝2000m)が行われる。JRAの発表によると、同コース行われた昨年のローズステークス(GⅡ)を制したアートハウス、小倉記念(GⅢ)を勝利したマリアエレーナ、昨年の覇者ルビーカサブランカ、福島記念(GⅢ)2着など重賞で善戦が続くサトノルシルら、16頭が出走登録を行っている。

今回は愛知杯の登録馬から勢力図を考察。予想オッズの上位となり人気を集めそうな有力馬を中心に、レースを展望していく。

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■2023年愛知杯の展望・人気・予想

アートハウスは、重賞を制した舞台で2つ目のタイトルを狙う。

昨年9月、同コースで行われたローズSで重賞初勝利を飾った。前走・秋華賞(GⅠ)は好位から直線で伸びきれず5着。これまで(3-0-0-3)と勝ち負けのはっきりした成績となっている。新馬戦以外は休み明けのレースで勝利。今回は秋華賞以来、約3ヵ月ぶりの実戦となる。戦歴から好走の可能性は高い。昨年手が届かなかったGⅠタイトルに向け、勢いをつける勝利を狙う。

ルビーカサブランカは2連覇を目指す。

昨年は中団を追走し、直線では馬場の良い外に持ち出した他馬をよそに、内を突いて力強く伸びた。同じ金子真人ホールディングスの所有馬であるマリアエレーナをクビ差退け、初重賞制覇を飾っている。1番枠と軽斤量を活かした武豊騎手の手腕が光ったレースでもあった。前走のチャレンジカップ(GⅢ)では2着に入り、牡馬にひけをとらない走りを見せている。昨年同様、鞍上には武騎手を予定しており、必勝態勢で挑む。

芝2000mで安定した成績を残しているマリアエレーナは、昨年の雪辱を果たせるか。

2走前の小倉記念の勝利は圧巻。先行策から4コーナーで先頭に並びかけると後続を突き離し、5馬身差をつける圧勝劇を演じた。前走・天皇賞(秋)(GⅠ)では7着に敗れたが、勝利したイクイノックスからは0秒7差にまとめており、初のGⅠ挑戦で十分に力を見せた形であった。芝2000mは小倉記念勝ちを含め(3-2-1-1)と得意の距離。昨年2着の雪辱を果たして重賞2勝目が期待される。

今年で7歳となるサトノセシルだが、衰えを見せていない。前走・福島記念(GⅢ)は男馬相手に3番人気に支持された。中団でレースを進めると、4コーナーで加速。逃げたユニコーンライオンには届かなかったが、2着に好走している。昨年は勝ちきれないものの、5戦して全て掲示板に入る堅実ぶり。今回はC.ルメール騎手を鞍上に予定している。トップジョッキーと共に久しぶりの勝利の美酒を味わいたいところだろう。

以下、条件戦を2連勝してオープン入りしたルージュエヴァイユ、2年前のローズSの勝ち馬アンドヴァラナウト、前走・新潟牝馬ステークス(OP)2着のホウオウイクセルら、牝馬限定のハンデ重賞に実力馬が集結した。

■愛知杯の日程、競馬場、コース

2023年1月14日(土曜) 1回中京5日
第60回愛知杯GⅢ
4歳以上 オープン(国際)牝(特指)ハンデ
コース:2,000メートル(芝・左)
本賞金:3800,1500,950,570,380万円

■愛知杯の出走予定登録馬一覧

※馬名、性齢、調教師名

アイコンテーラー 牝5 河内洋(栗東)
アブレイズ 牝6 池江泰寿(栗東)
アンドヴァラナウト 牝5 池添学(栗東)
アートハウス 牝4 中内田充正(栗東)
エリカヴィータ 牝4 国枝栄(美浦)
サトノセシル 牝7 堀宣行(美浦)
サンテローズ 牝6 西村真幸(栗東)
タガノパッション 牝5 武幸四郎(栗東)
ビジン 牝4 武英智(栗東)
フィオリキアリ 牝6 清水久詞(栗東)
ホウオウイクセル 牝5 高柳瑞樹(美浦)
マリアエレーナ 牝5 吉田直弘(栗東)
ラヴユーライヴ 牝6 矢作芳人(栗東)
リアアメリア 牝6 中内田充正(栗東)
ルビーカサブランカ 牝6 須貝尚介(栗東)
ルージュエヴァイユ 牝4 黒岩陽一(美浦)

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。