2023年1月14日、中京競馬場で愛知杯(GⅢ/芝2000m)が行われる。アートハウス、マリアエレーナ、ルージュエヴァイユ、アンドヴァラナウト、ルビーカサブランカらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。
今回は愛知杯の好走条件について分析していく。
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予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。
かつて愛知杯は12月に開催されていたが、2016年以降、1月開催に変更されているため、過去7年6回の中京開催データを参照する。
■【予想】過去の傾向分析① 人気
過去7年で愛知杯に出走した馬のうち、11番人気以下に支持された馬は全部で39頭いるが、2018年レイホーロマンス1頭しか馬券に絡んでいない。
この馬は当時2勝クラスを勝ち上がったばかりで、51㎏と斤量にも恵まれていた。
ハンデ戦のため穴では軽量の2桁人気も狙い目だが、中心となる馬は10番人気以上の馬から選ぶのがよさそうだ。
■【予想】過去の傾向分析② 前走競馬場
過去7年、前走で東京競馬場のレースを走った馬は全部で7頭いるが、1頭も馬券に絡んでいない。
具体的なステップには、府中牝馬S(GⅡ)、キャピタルS(OP)、ユートピアS(条件戦)などがある。出走頭数は少ないが、全て馬券対象外になっている。
中京競馬場で12月開催だった、2012年から2014年までの3回の開催では、前走東京競馬場組はなんと3頭が馬券に絡んでいる。開催時期によって結果に変化が生じていることが、データからわかる。
ローテーション面から前走東京競馬場組は不利であると考え、中心となる馬は、前走東京競馬場組以外から選びたい。
■【予想】過去の傾向分析③ 年齢
愛知杯では過去7年6回の開催で馬券に絡んだ18頭は全て4~6歳の馬であり、逆に7歳以上の高齢馬は1頭も馬券に絡んでいない。
過去データから、7歳以上の高齢馬は不利であると考えることができる。
中心となる馬は7歳以上の高齢馬を除き、4~6歳の馬から選びたい。
■【予想】過去の傾向分析④ キャリア
同じく、愛知杯では使い過ぎの馬は苦戦傾向にある。
具体的には出走キャリアが25戦を超える馬は過去7年で29頭いるが、1頭も馬券に絡んでいない。7歳以上の高齢馬に加えて、出走キャリアが25戦を超える馬は割引が必要といえる。
中心となる馬は前走が、出走キャリアが25戦以下の馬から選びたい。
■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?
他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……
(6-5-6-37)
勝率11% 複勝率31%
単勝回収率165% 複勝回収率112%
優秀な成績となっている。
今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。
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