【府中牝馬S2022】最新の予想オッズ! 人気の傾向や伏兵は?

Sporting News Japan Staff

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2022年10月15日、東京競馬場で府中牝馬ステークス(GⅡ/芝1800m)が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。ソダシ、アンドヴァラナウト、アカイイト、シャドウディーヴァ、サトノセシルらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか?

各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。

■府中牝馬Sの日程、競馬場・コース

2022年10月15日(土曜) 4回東京4日
第70回アイルランドトロフィー府中牝馬ステークスGⅡ
3歳以上 オープン(国際)牝(指定)別定 コース:1,800メートル(芝・左)

■最新予想オッズ・想定人気

1番人気 :ソダシ 1.7倍
2番人気 :アンドヴァラナウト 4.3倍
3番人気 :アカイイト 6.4倍
4番人気 :シャドウディーヴァ 16.1倍
5番人気 :サトノセシル 17.6倍
6番人気 :クリノプレミアム 19.5倍
7番人気 :ローザノワール 28.1倍
8番人気 :リアアメリア 30.4倍
9番人気 :ライティア 32.8倍
10番人気:イズジョーノキセキ 44.6倍
11番人気:アブレイズ 49.0倍
12番人気:クールキャット 50.9倍
13番人気:エイシンチラー 55.3倍
14番人気:ホウオウピースフル 79.6倍
15番人気:ラヴユーライヴ 141.7倍
16番人気:フォラブリューテ 141.7倍
17番人気:ゴルトベルク 157.9倍

■オッズ・人気予想考察

現役屈指のアイドルホース・ソダシが人気の中心だ。

牝馬GⅠを3勝している白毛のアイドルホース。容姿だけでなく、実績は最上位で圧倒的な支持を集めることが予想される。過去の府中牝馬Sでは、長期休養明けのGⅠ馬が敗れているケースが多い。同馬は前走・札幌記念(GⅡ)で5着に敗れているが、ここを使われている点は好材料。マイル戦を得意としているが、2歳時に新馬、札幌2歳ステークス(GⅢ)で芝1800mを勝利している。大目標のGⅠマイルチャンピオンシップに向けて勢いをつける勝利が期待される。

アンドヴァラナウトは復活の勝利が期待されている。

昨年のローズステークス(GⅡ)では、2勝クラスの身でありながら、オークス(GⅠ)で掲示板に入った2頭など春のクラシック組を抑えて重賞初勝利。秋華賞(GⅠ)では、好位追走し、直線しぶとく伸びて3着に入った。今年初戦の愛知杯(GⅢ)は馬体重プラス16kgでの出走で、直線伸びを欠き11着。阪神牝馬ステークス(GⅡ)は2着に好走したが、勝った9番人気メイショウミモザに足をすくわれる形となった。さらに前走のヴィクトリアマイル(GⅠ)では、同世代のソダシに大きく差を広げられ14着に敗れているが、今回は昨年のローズS以来の斤量54kgで出走できる。祖母にエアグルーヴを持つ良血馬が約1年1ヵ月ぶりの勝利を狙う。

昨年のエリザベス女王杯(GⅠ)を制したアカイイトは2年連続の参戦だ。

昨年のエリザベス女王杯は10番人気で勝利し、大波乱を演出した。エリザベス女王杯を勝利するまでは、3歳時の1勝クラス・大寒桜賞を除いた全てのレースで、上がり3ハロン(F)のタイムが3位以内を記録。だが昨年の有馬記念(GⅠ)以降は強いメンバーとの対戦が続き、自慢の末脚は身を潜めていた。しかし、初めてのマイル戦となった前走・ヴィクトリアMは8着と敗れるも、後方で脚をためて、直線で上がり3F2位のタイム。末脚は健在だ。休養明けの今回は、連覇を目指すエリザベス女王杯に向けて叩き台の1戦となる。昨年以上の成績を残し、本番へ挑みたいところだろう。

シャドウディーヴァは連覇が期待される。一昨年は2着、昨年は1着とこのレースで2年連続の連対を果たしている。過去2年は8月に1戦挟んでいたが、今年は6月のエプソムカップ(GⅢ)以来約4カ月ぶりの実戦となる。これまでと違う臨戦過程で、状態面が好走のポイントと言えるだろう。

以下、前走・クイーンステークス(GⅢ)で2年連続馬券圏内となる2着に入ったサトノセシル、15番人気で制した中山牝馬ステークス(GⅢ)を含め今年3度重賞で3着以内に入っているクリノプレミアム、ヴィクトリアM4着、クイーンS3着と重賞で好走を続けているローザノワールらが続く形である。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。