【帝王賞2022】展望・予想! 出走予定馬と人気、中心となる有力馬は?

Sporting News Japan Staff

【帝王賞2022】展望・予想! 出走予定馬と人気、中心となる有力馬は? image

2022年6月29日、大井競馬場で帝王賞(Jpn1/ダート2000m)が行われる。テーオーケインズ、チュウワウィザード、オメガパフューム、クリンチャー、メイショウハリオらが出走を予定している。

今回は帝王賞の登録馬から勢力図を考察。人気の中心が予想される馬たちを中心に、レースを展望していく。

2022年帝王賞の展望・人気・予想

中心視されるのがJRA所属の5歳馬テーオーケインズだ。

飛躍の年となった昨年、2連勝で迎えた帝王賞では4番人気ながら1着。Jpn1初制覇を成し遂げ、一流馬の仲間入りを果たした。続くJBCクラシックでは1番人気4着に敗れたものの、チャンピオンズカップでは1番人気に応えて優勝。JRAのダートGIも制し、世代交代の象徴的存在となった。

今年初戦となったサウジカップでは8着に敗れたが、帰国初戦の平安ステークスでは貫禄勝ち。堂々の一番人気で帝王賞連覇を狙うことになりそうだ。

続くのがチュウワウィザード。テーオーケインズが新世代の中心的存在なら、チュウワウィザードはダート界の"大御所"だ。7歳にして第一線で戦い続けている。

GIは中央・地方を合わせて4勝。前走のドバイ遠征ではダートの本場アメリカのGI馬たちを相手に3着に好走した。まだまだ戦える力があることを改めて示した格好だ。

ただしチュウワウィザードはこれだけの実績を残しながら大井競馬場での勝ち星がない。帝王賞でも過去2、3着はあるものの、勝ち切るには至っていない。それもあってか、人気の面はテーオーケインズに譲ることになりそうだ。

オメガパフュームも見逃せない。大井実績という意味ではメンバー中最上位の存在だ。大井開催の東京大賞典では2018年の制覇を皮切りに、前人未到の4連覇を達成。2019年には帝王賞も制している。

今回はこの3強を中心にレースが展開されていきそうだ。

帝王賞の日程、競馬場、コース、賞金

  • 日時:2022年6月29日(水曜)
  • 第45回 帝王賞JpnI
  • 条件:サラブレッド系 4歳以上 定量
  • コース:ダート 2000m(外コース・右)
  • 本賞金:1着80,000,000円 2着28,000,000円 3着16,000,000円 4着8,000,000円 5着4,000,000円 

帝王賞出走予定登録馬

馬名 性齢 斤量 騎手
スワーヴアラミス 牡7 57 松田大作
オメガパフューム 牡7 57 M・デムーロ
ノンコノユメ セ10 57 真島大輔
ネオブレイブ 牡6 57 笹川翼
オーヴェルニュ 牡6 57 福永祐一
チュウワウィザード 牡7 57 川田将雅
クリンチャー 牡8 57 森泰斗
テーオーケインズ 牡5 57 松山弘平
メイショウハリオ 牡5 57 濱中俊

▶競馬を観るならDAZNで。スマホやTVでスポーツをいつでも楽しもう

Sporting News Japan Staff

Sporting News Japan Staff Photo

日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。