【小倉記念2022】出走予定馬が発表! 予想オッズの上位、人気の中心となる出走馬は?

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2022年8月14日、小倉競馬場で小倉記念(GⅢ/芝2000m)が行われる。JRAの発表によると、前走・鳴尾記念(GⅢ)で牡馬相手に2着に入ったジェラルディーナ、今年に入り重賞2着が2回と惜敗が続いているマリアエレーナ、3連勝で毎日杯(GⅢ)を制し、日本ダービー(東京優駿/GⅠ)にも出走した3歳馬ピースオブエイトらが出走を予定。20頭が出走登録を行っている。

今回は小倉記念の登録馬から勢力図を考察。予想オッズの上位となり人気を集めそうな有力馬を中心に、レースを展望していく。

■2022年小倉記念の展望・人気・予想

人気の中心が予想される馬はジェラルディーナだ。

GⅠ7勝を挙げた女傑ジェンティルドンナの3番仔で、牡馬混合重賞でも好走を続けている。昨年12月のチャレンジカップ(GⅢ)、今年2月の京都記念(GⅡ)で4着、前走の鳴尾記念では2着。直近3走は、全て上がり最速タイムを繰り出している。昨年に条件戦2連勝を飾った小倉競馬場で、初の重賞タイトル奪取に挑む。

次に注目を集めるのがマリアエレーナ。

前走のマーメイドステークス(GⅢ)は、好位追走から4コーナーで外に膨れるロスがありながら、しぶとく伸びて2着。初めて背負う斤量55kgでも実力を示した。芝2000mは(2-2-1-0)と全て複勝圏内に入っており、小倉芝2000mは昨年7月の2勝クラス・高千穂特別で勝利している。騎乗予定の松山弘平騎手は、昨年の小倉記念でモズナガレボシを1着、一昨年はサトノガーネットを2着に導いている。小倉記念と相性が良い鞍上の手腕にも注目だ。

3歳馬ピースオブエイトは重賞2勝目を狙う。

新馬戦、1勝クラス、毎日杯と3連勝して挑んだ日本ダービーでは、好スタートを決め好位に取り付くも、1コーナーで折り合いを欠く。直線では他馬が斜行し、大きな不利を受けた影響で鞍上の藤岡祐介騎手は無理に追っていなかった。大きく離れた18着に敗れたが、度外視できる内容だろう。勝った3戦は全て芝1800mであり、距離短縮で挑む今回はピースオブエイトにとって好材料と考えられる。先週のレパードステークス(GⅢ)でJRA重賞初勝利を決めたC.ホー騎手が騎乗予定。勢いのある鞍上とともに古馬撃破を狙う。

以下、小倉で行われた中京記念(GⅢ)で2年連続2着に入っているカテドラル、2019年の小倉記念2着馬で今村聖奈騎手が騎乗予定のカデナ、昨年の覇者モズナガレボシら夏のハンデ戦に好メンバーが揃った。

■小倉記念の日程、競馬場、コース

2022年8月14日(日曜) 4回小倉2日
第58回農林水産省賞典 小倉記念GⅢ
条件:3歳以上 オープン(国際)(特指)ハンデ
コース:2,000メートル(芝・右)
本賞金:4300,1700,1100,650,430万円

■小倉記念の出走予定登録馬一覧

※馬名、負担斤量、性齢、調教師名

アーデントリー 54.0 牡6 川村 禎彦(栗東)
イロゴトシ 52.0 牡5 牧田 和弥(栗東)
ウインリブルマン 51.0 牡4 飯田 雄三(栗東)
エターナルヴィテス 49.0 牡6 松山 将樹(美浦)
カテドラル 57.0 牡6 池添 学(栗東)
カデナ 57.5 牡8 中竹 和也(栗東)
ジェラルディーナ 54.0 牝4 斉藤 崇史(栗東)
シフルマン 56.0 牡6 中尾 秀正(栗東)
ショウナンバルディ 57.0 牡6 松下 武士(栗東)
スーパーフェザー 54.0 セ7 渡辺 薫彦(栗東)
タガノディアマンテ 56.0 牡6 鮫島 一歩(栗東)
タガノパッション 50.0 牝4 武 幸四郎(栗東)
ダブルシャープ 56.0 牡7 渡辺 薫彦(栗東)
ヒュミドール 56.0 セ6 小手川 準(美浦)
ヒンドゥタイムズ 56.5 セ6 斉藤 崇史(栗東)
ピースオブエイト 53.0 牡3 奥村 豊(栗東)
プリマヴィスタ 53.0 牡5 矢作 芳人(栗東)
マリアエレーナ 54.0 牝4 吉田 直弘(栗東)
ムジカ 51.0 牝5 鈴木 孝志(栗東)
モズナガレボシ 55.0 牡5 荒川 義之(栗東)

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。