【宝塚記念2023】予想・分析。好走率38%、回収率約150%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2023年6月25日、阪神競馬場で宝塚記念(GⅠ/芝2200m)が行われる。イクイノックス、ジャスティンパレス、ジェラルディーナ、ディープボンド、ブレークアップらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回は宝塚記念の好走条件について分析していく。

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予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析① 人気

宝塚記念は過去10年で、11番人気以下に支持された馬は43頭。そのうち馬券に絡んだのは3頭だ。

人気薄の好走による波乱は無いとは言えないが、やはり安定感から中心となる軸馬は10番人気以内の馬から選ぶのがよさそうだ。

■【予想】過去の傾向分析② 前走

宝塚記念は、天皇賞(春)と大阪杯の2つのGⅠが主流のステップレース。前走GⅠ以外では海外重賞を除き、目黒記念(GⅡ)が2頭、鳴尾記念(GⅢ)が4頭の計6頭が馬券に絡んでいる。

この6頭は前走で、いずれも3着以上の成績を残している。前走GⅠ以外で4着以下に敗れた馬は、過去10年で一度も馬券に絡んでいない。

軸馬を前走GⅠ以外組から選ぶ場合、前走の着順にも注目し、最低でも前走3着以内に好走していた馬から選ぶようにしたい。

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■【予想】過去の傾向分析③ 前走着順

宝塚記念は大敗からの巻き返しが少ないレースだ。大きく巻き返したのは、2015年にデニムアンドルビーが天皇賞(春)10着から2着となった程度となる。

つまり、前走GⅠ組、海外出走組を問わず、前走11着以下の大敗から巻き返した馬は過去10年で1頭もいない。

中心となる馬を選ぶ際は、前走の着順にも注目し、前走11着以下に敗れた馬は避けるようにしたい。

■【予想】過去の傾向分析④ 年齢

また、過去10年で宝塚記念は高齢馬が苦戦傾向にあり、具体的には7歳以上で馬券に絡んだのは2018年2着の外国馬1頭のみだ。

近年外国馬を除き1頭も馬券に絡んでいないことから、基本的に7歳以上の高齢馬は無条件で消しと考えてよいだろう。

中心となる馬を選ぶ際は、6歳以下の馬から選ぶようにしたい。

■【予想】過去の傾向分析⑤ 枠番

最後に、宝塚記念では枠順の有利不利が目立つレースであり、1、2枠の内枠と7、8枠の外枠の有利なレースだ。

具体的には過去10年で、馬券に絡んだ30頭中20頭は1、2、7、8枠の馬。3~6枠の中枠の馬は、データからは若干不利であると考えてよいだろう。

中心となる馬を選ぶ際は、内枠の1、2枠、及び、外枠の7、8枠の馬から選ぶようにしたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「前走条件クラスの馬」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(8-4-5-27)
勝率18% 複勝率38%
単勝回収率173% 複勝回収率111%

優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。