【宝塚記念2023】予想・分析。好走率の下がる3つの消し条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2023年6月25日、阪神競馬場で宝塚記念(GⅠ/芝2200m)が行われる。アスクビクターモア、イクイノックス、ジェラルディーナ、ジャスティンパレス、ディープボンドらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

予想して馬券を買う上で、できるだけ点数を絞った方が回収率に繋がっていく。どんな馬を「消し」にすればいいのか。消し条件を洗い出すことで、馬券に不要な馬を削り、狙いたい馬によりフォーカスを当てて馬券を買うことができるだろう。

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今回は宝塚記念の消し条件について分析していく。

■【予想】過去の傾向分析① 血統面

梅雨時期、かつタフなコースで開催される宝塚記念は、持続力に長けたタイプの多いキングカメハメハ系が優位な傾向にある。一方、サンデーサイレンス系で一度も馬券に絡んでいない種牡馬がいる。それは、オルフェーヴルだ。

人気馬の出走が少ないものの、それでも2020年3番人気で6着に敗れたラッキーライラックの例がある。今年も人気になるようなオルフェーヴル産駒の出走はないものの、穴人気だとしても食いつくのは早計だろう。

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■【予想】過去の傾向分析② 前走コース

宝塚記念は芝2200mという距離であること、また春のGⅠ最終戦である。中距離前後のレースだけでなく、GⅠ・天皇賞(春)を含めた長距離のレースなど、様々な距離や条件からの出走してくる。

そこで、前走コースについて出走馬から絞って考える。過去10年で馬券圏内がない条件は、中山競馬場、東京芝2400m、ドバイ・メイダン芝2410m(GⅠ・ドバイシーマクラシック)、香港・シャティン芝2000m(GⅠ・クイーンエリザベス2世カップ)以外の海外のレースだ。

過去10年でサンプルがないドバイワールドカップ(GⅠ)にしても、2000年以降で2頭し出走で、いずれも宝塚記念では馬券圏外。これらのレースからのローテーションの馬は消しで良いだろう。

■【予想】過去の傾向分析③ 生産地

様々な条件から好走があるレースであるため、少し強引ではあるが、生産地にフォーカスを当ててみた。すると、興味深い消しデータが生まれた。

過去10年で好走例がない生産地は、千歳市と浦河町だ。千歳市は(0-0-0-11)、浦河町は(0-0-0-4)で、前者は主に社台ファーム生産馬、浦河町ならば辻牧場や三嶋牧場、高昭牧場などがあてはまる。過去10年のデータから消しが妥当だろう。

これらのデータに該当している馬が直ちに「消し」というわけではないが、注意は必要だ。消しデータをかき消すほど能力が抜きん出ていると判断するか、好走条件に合致しているかを見極めて馬券の購入につなげていく必要がありそうだ。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。