【宝塚記念2022】JRA春の総決算の予想オッズは? 人気の傾向や伏兵を考察

Sporting News Japan Staff

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2022年6月26日、阪神競馬場で宝塚記念(GI/芝2200m)が行われる。今回は一週前時点での人気・オッズの予想を展望していく。タイトルホルダー、エフフォーリア、ディープボンド、パンサラッサ、デアリングタクトらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか?

各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。

宝塚記念の日程、競馬場、コース、賞金

  • 2022年6月26日(日曜) 3回阪神4日
  • 第63回宝塚記念GI
  • 条件:3歳以上オープン(国際)(指定)定量
  • コース:2,200メートル(芝・右)
  • 本賞金:20000,8000,5000,3000,2000万円

最新予想オッズ・想定人気

人気順 馬名 オッズ
1番人気 タイトルホルダー 3倍
2番人気 エフフォーリア 3.1倍
3番人気 ディープボンド 4.7倍
4番人気 デアリングタクト 9.5倍
5番人気 オーソリティ 13.3倍
6番人気 パンサラッサ 15.4倍
7番人気 ポタジェ 15.8倍
8番人気 アリーヴォ 19.7倍
9番人気 ヒシイグアス 21.6倍
10番人気 ステイフーリッシュ 41.3倍
11番人気 マイネルファンロン 91.1倍
12番人気 キングオブコージ 91.2倍
13番人気 サンレイポケット 107.2倍
14番人気 ヒートオンビート 10.8倍
15番人気 アフリカンゴールド 111.1倍
16番人気 ウインマリリン 120.4倍
17番人気 アイアンバローズ 166.6倍
18番人気 グロリアムンディ 174.2倍
19番人気 メロディーレーン 201.6倍
20番人気 ギベオン 275.7倍

昨年のクラシックをにぎわせたGI馬の2頭が人気の中心になりそうだ。

2021年の年度代表馬に輝いたエフフォーリアと、同年の菊花賞馬で今年の天皇賞春を制したタイトルホルダー。実績ではエフフォーリアに軍配が上がるものの、今回人気の面ではタイトルホルダーが上回るかもしれない。

エフフォーリアは前走の大阪杯で9着。連対を外したことがない経歴に初めて傷がついた。それでも通常、明確な不利や展開の妙で敗れたなら極端に人気を落とすこともない。しかし実際には"いいところなく敗れた"という表現が用いられるほど、不利がない中で見せ場がないまま敗れてしまった。

状態面への不安、早熟を懸念する見方なども相まって、実績ほどの人気には支持されない見込みだ。

一方のタイトルホルダーは充実の一途をたどっている。日経賞、天皇賞春での連勝、しかも天皇賞春は逃げて圧勝を果たした。久々の2200mへの距離短縮がどうか、という見方はあるはずだが、近走の充実具合を評価されて高い人気を集めそうだ。

少し離れた3、4番人気となりそうなのがディープボンドやデアリングタクトか。

ディープボンドはGI勝利こそないものの、安定した戦績を残している。国内でのGI、GIIレースでは5連続で連対中。2走前の阪神大賞典、前走の天皇賞春では1番人気に支持された。GIを勝ちきれていないだけに単勝オッズはやや低くなるかもしれないが、連軸として人気を集める可能性もありそうだ。

デアリングタクトは前走ヴィクトリアマイルで5番人気6着。敗れてしまったものの、長期休み明けなどのマイナス要素があった。今回はたたき2走目での向上や、中距離に戻ることへの期待から一定の人気を集めそうだ。

以下、近走GIで好走しているオーソリティ、パンサラッサ、ポタジェ、アリーヴォ、ヒシイグアスまでが穴馬候補として支持される見込み。ステイフーリッシュも海外重賞制覇を引っさげて参戦するが、実績が長距離に偏っていることから人気としてはやや低くなりそう。マイネルファンロン以下は実績などを考慮すると、オッズが離れそうだ。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。