【宝塚記念2022】枠順・馬番と出走馬が決定! 過去の傾向は? データから予想考察

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2022年6月26日、阪神競馬場で宝塚記念(GI/芝2200m)が行われる。JRAは開催に先立ち、出走馬と枠順を発表。今回は確定した出走予定馬と枠順・馬番を確認していく。

さらに過去10年の枠順データから、有利な枠、不利な枠の傾向を導き出していく。果たしていい枠を引いた馬は? 反対に枠順に恵まれなかった有力馬はいるのか?

2022年:宝塚記念の出走馬・枠順

枠順 馬名 - 馬齢・騎手・厩舎
1-1 オーソリティ - 牡5・C・ルメール・木村哲也
1-2 アフリカンゴールド - セ7・国分恭介・西園正都
2-3 メロディーレーン - 牝6・団野大成・森田直行
2-4 エフフォーリア - 牡4・横山武史・鹿戸雄一
3-5 アイアンバローズ - 牡5・石橋脩・上村洋行
3-6 タイトルホルダー - 牡4・横山和生・栗田徹
4-7 デアリングタクト - 牝5・松山弘平・杉山晴紀
4-8 ステイフーリッシュ - 牡7・坂井瑠星・矢作芳人
5-9 マイネルファンロン - 牡7・M・デムーロ・手塚貴久
5-10 ヒシイグアス - 牡6・D・レーン・堀宣行
6-11 パンサラッサ - 牡5・吉田豊・矢作芳人
6-12 ウインマリリン - 牝5・松岡正海・手塚貴久
7-13 アリーヴォ - 牡4・武豊・杉山晴紀
7-14 キングオブコージ - 牡6・横山典弘・安田翔伍
7-15 ディープボンド - 牡5・和田竜二・大久保龍志
8-16 グロリアムンディ - 牡4・福永祐一・大久保龍志
8-17 ギベオン - 牡7・西村淳也・藤原英昭
8-18 ポタジェ - 牡5・吉田隼人・友道康夫

人気が予想されるタイトルホルダーは3枠6番、エフフォーリアは2枠4番、ディープボンドは7枠15番に入った。

過去10年の枠順傾向は?

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1枠 0- 2- 3-10/15 0.0% 13.3% 33.3% 0 209
2枠 1- 1- 2-11/15 6.7% 13.3% 26.7% 87 82
3枠 0- 1- 1-13/15 0.0% 6.7% 13.3% 0 97
4枠 0- 2- 0-14/16 0.0% 12.5% 12.5% 0 33
5枠 1- 2- 0-15/18 5.6% 16.7% 16.7% 10 57
6枠 1- 0- 1-18/20 5.0% 5.0% 10.0% 16 73
7枠 0- 2- 1-18/21 0.0% 9.5% 14.3% 0 65
8枠 7- 0- 2-13/22 31.8% 31.8% 40.9% 288 106

最大の特徴は8枠が7勝を挙げていることだ。

ここまで極端に大外枠の成績がいいレースもめったにない。

内枠が全くダメなわけではないこと、また今年は京都競馬場の改修に伴い例年と開催スケジュールが違うため一概に鵜呑みにできないものの、注目すべきファクターと言えそうだ。

2022年のレース展望、枠順考察

最大の注目ポイントは先行争いだろう。

人気の中心となるタイトルホルダーは「逃げられるかどうか」が好走へのカギになる。

【宝塚記念2022】予想分析。充実のタイトルホルダーに不安材料はあるのか?

しかし、今回はパンサラッサが出走する。パンサラッサは国内レースでは4走連続で逃げて3勝を上げている。そして海外遠征となった前走のGIドバイターフでも逃げの手を打ち、GI初制覇を果たした。今回もハナを主張してくるはずだ。

タイトルホルダーは前走3200m、一方のパンサラッサは前走1800m。前走で短い距離を経験した馬のほうが先行争いのスピードに慣れているため有利、というのが一般的な見方だ。前走距離と出足のスピードを考慮すると、タイトルホルダーが先手を取るのは簡単ではないと考えられる。もっとも、グランプリ制覇の栄冠を勝ち取るためにタイトルホルダーとて簡単には譲らないはずだ。

どちらが先手を取るのか。そして仮にタイトルホルダーが番手となった場合、近2走のような走りを見せられるのか? スタートから目が離せないレースになりそうだ。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。