【安田記念2023】予想・分析。好走率37%、回収率約170%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2023年6月4日、東京競馬場で安田記念(GⅠ/芝1600m)が行われる。ソダシ、ジャックドール、シュネルマイスター、ソングライン、セリフォスらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回は安田記念の好走条件について分析していく。

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予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析① 人気

安田記念は過去10年で、11番人気以下に支持された馬は60頭。そのうち馬券に絡んだのは3頭だ。

人気薄の好走による波乱傾向がやや高く、人気薄を無条件で消すのは危険だが、安定感という点からは中心となる軸馬は、やはり10番人気以上の馬から選ぶのがよさそうだ。

■【予想】過去の傾向分析② 前走マイラーズC連対馬

安田記念では過去10年、前走マイラーズカップ(GⅡ)2着以内から安田記念出走し馬券に絡んだ馬は5頭いるが、5頭中4頭は前走3着以下の成績だった。

唯一の例外が20年の3着馬インディチャンプだが、基本的にマイラーズCで2着以内に好走した馬は、本番では苦戦傾向にある。

中心となる馬を選ぶ場合、前走マイラーズCで2着以内に好走した馬は避けるようにしたい。

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■【予想】過去の傾向分析③ 前走人気

次に安田記念では過去10年、前走海外使用馬を除き馬券に絡んだ28頭中、25頭は前走で4番人気以上に支持されていた。

また、直近5年に限れば、馬券に絡んだ馬は、全て前走で4番人気以上に支持されている。そのため、前走の着順に加え前走の人気も重要だ。

中心となる馬を選ぶ際は、前走の人気にも注目し、前走4番人気以上に支持されていた馬から選ぶようにしたい。

■【予想】過去の傾向分析④ 前走京王杯組

また、直近5年のデータだが、前走京王杯SCを使用し安田記念に出走した馬は、1頭も馬券に絡んでいない。

京王杯組は過去10年では3頭馬券に絡んでいるが、馬券に絡んだのは2017年以前であり、近年は成績の不振が目立っている。

中心となる馬を選ぶ際は、前走京王杯SCを使用した馬は避けるようにしたい。

■【予想】過去の傾向分析⑤ 馬番18番

最後に、安田記念では馬番18番の成績が不振であり、極端な外枠は割引が必要だ。

具体的には過去20年で、馬番18番を引いた馬は13頭いるが、馬券に絡んだのは07年3着馬のみ。基本的にフルゲートの大外は安田記念では不利と考えてよいだろう。

中心となる馬を選ぶ際は、馬番18番を引いた馬は避けるようにしたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(10-8-7-42)
勝率14% 複勝率37%
単勝回収率240% 複勝回収率107%

優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。