【安田記念2022】展望予想!出走予定登録馬と人気、中心となる有力馬は?

Sporting News Japan Staff

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2022年6月5日、東京競馬場で安田記念(GI/芝1600m)が行われる。シュネルマイスター、イルーシヴパンサー 、ソングライン、ファインルージュ、サリオスらが出走を予定。春のマイル王決定戦に21頭が出走登録を行っている。

今回は安田記念の登録馬から勢力図を考察。人気の中心が予想される馬たちを中心に、レースを展望していく。

2022年農林水産省賞典 安田記念の展望・人気・予想

人気の中心になりそうなのがシュネルマイスターだ。

昨年NHKマイルを制して3歳マイル王に輝くと、続く安田記念でも3着に好走。秋も勢いが止まることなく毎日王冠で古馬混合重賞初勝利を飾ると、マイルチャンピオンシップでも連対を果たした。今年初戦となったドバイターフでこそ8着に敗れたが、国内ではいまだ馬券圏外から外れたことがない。GI実績、安田記念3着の過去、競走成績全体の安定感を含め、堅実な軸馬として人気を集めることは確実だ。

シュネルマイスターが実績馬なら、上がり馬として人気になりそうなのがイルーシヴパンサーだ。

昨年のクラシック路線では前哨戦のスプリングステークス4着、皐月賞10着と振るわなかった。しかし、自己条件に戻った6月のマイル戦で2勝目を上げると、秋には更に上昇。2勝クラス、3勝クラスと連勝で駆け上がり、今年初戦となった東京新聞杯で重賞初制覇を成し遂げた。

4連勝中で、いずれも上がり最速を記録。しかもすべて東京コース、うち3走は安田記念と同じ1600m。勢いそのままにGIロードを駆け上がることを期待するファンは多いはずだ。

牝馬のソングラインも人気の一角。

昨年の桜花賞では15着と大敗したものの、続くNHKマイルカップではシュネルマイスターに続く2着に激走した。関屋記念3着を挟んで富士ステークスで重賞初制覇を飾ると、今年初戦のサウジアラビア遠征では1351ターフスプリント(GIII)で勝利。海外重賞制覇の実績を引っさげて参戦する。前走のヴィクトリアマイルでは2番人気5着と人気を裏切っただけに、巻き返しが期待される。

以下、秋華賞とヴィクトリアマイルで2着の実績があるファインルージュ、イルーシヴパンサーと同じく4連勝中の上がり馬ソウルラッシュ、復活を目指すGI馬サリオスらも人気を集める見込みだ。

安田記念の日程、競馬場、コース、賞金

  • 日時:2022年6月5日(日曜) 3回東京2日
  • レース:第72回農林水産省賞典 安田記念
  • 条件:3歳以上オープン(国際)(指定)定量
  • コース:1,600メートル(芝・左)
  • 本賞金:18000,7200,4500,2700,1800万円

安田記念出走予定登録馬

馬名 馬齢 負担斤量
シュネルマイスター 牡4 58
イルーシヴパンサー 牡4 58
ソングライン 牝4 56
ファインルージュ 牝4 56
セリフォス 牡3 54
サリオス 牡5 58
ソウルラッシュ 牡4 58
ダノンザキッド 牡4 58
レシステンシア 牝5 56
ロータスランド 牝5 56
カフェファラオ 牡5 58
ナランフレグ 牡6 58
カラテ 牡6 58
ジャスティンカフェ 牡4 58
ホウオウアマゾン 牡4 58
ヴァンドギャルド 牡6 58
タイムトゥヘヴン 牡4 58
ダイアトニック 牡7 58
カテドラル 牡6 58
エアロロノア 牡5 58
ワールドウインズ セ5 58

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。