2023年4月2日、阪神競馬場で大阪杯(GⅠ/芝2000m)が行われる。ヴェルトライゼンデ、ジェラルディーナ、ジャックドール、スターズオンアース、ヒシイグアスらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。
予想して馬券を買う上で、できるだけ点数を絞った方が回収率に繋がっていく。どんな馬を「消し」にすればいいのか。消し条件を洗い出すことで、馬券に不要な馬を削り、狙いたい馬によりフォーカスを当てて馬券を買うことができるだろう。
今回は大阪杯の消し条件について分析していく。
■【予想】過去の傾向分析① 前走着順
このレースにおいては、前走着順の成績が結果につながりやすい。前走二桁着順の馬の成績は、GⅠ昇格後は(0-0-0-10)。GⅡ時代も含めた過去10年でも(0-0-0-20)と、1頭も巻き返しができていない。ちなみに前走8着であれば、2021年モズベッロの2着がある。着順が悪くても一桁着順なら巻き返しが考えられる。
荒れやすいレースとはいえ、前走二桁着順からだとさすがに厳しいようだ。今回も前走二桁着順の馬が何頭かおり、データ的には消しだが、果たしてどうだろうか。
■【予想】過去の傾向分析② 前走レース
前走着順でも顕著な傾向が表れていたが、GⅠ昇格後で馬券に絡んでいない前走レースがいくつかある。頭数が多い順にあげると、アメリカジョッキークラブカップ、香港カップ、日経新春杯といったところが上がる。
もちろん、他のレースでも馬券に絡んでいないレースはあるものの、今回挙げた3レースはGⅠ昇格後の6年間で3頭以上出走して1頭も馬券に絡んでいない。今回この中に該当する人気馬もいそうだ。データ的には消しだけに、危険な人気馬となるのだろうか。
■【予想】過去の傾向分析③ 当日人気
近年は荒れている印象があるものの、全体の人気を照らしてみると、二桁人気馬の馬券圏内は過去10年で1頭もいない。中距離のGⅠで、過去成績をGⅠ昇格後だけにしてもほぼ変わらない。様々な人気の馬が馬券に絡んでいるものの、やはり二桁人気馬の好走はない。
ここは二桁人気を切って、上位人気の9頭を狙う方が良いレースだろう。
これらのデータに該当している馬が直ちに「消し」というわけではないが、注意は必要だ。消しデータをかき消すほど能力が抜きん出ていると判断するか、好走条件に合致しているかを見極めて馬券の購入につなげていく必要がありそうだ。
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