2023年10月1日、フランス・パリロンシャン競馬場で凱旋門賞（GI／芝2400m）が行われる。今回は人気・オッズの予想を展望していく。発表によると、宝塚記念2着のスルーセブンシーズ、フランスダービー馬エースインパクト、キングジョージの勝ち馬フクムなどが出走を予定。15頭立てとなる見込みだ。果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか？
各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。
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■凱旋門賞の日程、競馬場、コース
2023年 10月1日（日曜）パリロンシャン競馬場（フランス）
第102回 凱旋門賞GⅠ
3歳以上 牡・牝 定量
コース：2,400m (芝・右)
総賞金：5,000,000ユーロ 1着：2,857,000ユーロ
発走時刻：23時05分（現地時間 10月1日 16時05分）
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■最新予想オッズ・想定人気
イギリスの大手ブックメーカー『ウィリアムヒル』の最新オッズは以下の通り。
エースインパクト 4.00
フクム 6.50
ウエストオーバー 7.00
コンティニュアス 7.50
フィードザフレイム 11.00
スルーセブンシーズ 13.00
ベイブリッジ 15.00
ファンタスティックムーン 15.00
フリーウインド 21.00
シムカミル 26.00
プラスデュキャルゼル 26.00
オネスト 34.00
ミスターハリウッド 51.00
シスファハン 101.00
アヤザーク 151.00
一番人気はエースインパクトとなる見込みだ。現在キャリア5戦で全勝。フランスダービーでは後方二番手から差し切り勝ちを果たし、一気に今年の主役の座に躍り出た。ここでも最有力候補として見られている。
フクムはキングジョージの勝ち馬だ。今年はドバイシーマクラシックでこそ7着だったが、それを除けば4戦4勝。2021年5月以降は（8−1−1−1）と抜群の安定感を誇っている。
追加登録料を払っての参戦となったコンティニュアスも注目の1頭だ。前走の英セントレジャーでクラシック制覇を果たした新鋭。日本で注目されている理由は、なんといっても父がハーツクライだからだ。海外調教馬ではあるが、日本競馬ゆかりの血統から凱旋門賞馬が出るのか注目されている。
日本から唯一の参戦となったスルーセブンシーズは伏兵の一頭という位置づけだ。GI制覇こそないが、宝塚記念ではイクイノックスの2着まで迫った。父ドリームジャーニーはステイゴールドの系統。ステイゴールドといえば凱旋門賞2着のオルフェーヴル、ナカヤマフェスタの父であり、海外競馬にめっぽう強いことで知られている。
実績こそ過去の日本馬の中では控えめだが、決して勝算のない挑戦でもないはずだ。
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■凱旋門賞の出走予定登録馬一覧
ウエストオーバー 59.5kg 牡4 R.ベケット（英国）
ウォームハート 55.0kg 牝3 A.オブライエン（愛国）
エースインパクト 56.5kg 牡3 JC.ルジェ（仏国）
エミリーアップジョン 58.0kg 牝4 J&T.ゴスデン（英国）
コンティニュアス 56.5kg 牡3 A.オブライエン（愛国）
ザグレイ 59.5kg 牡4 Y.バルブロ（仏国）
サンマルコ 59.5kg 牡4 P.シールゲン（独国）
シムカミル 59.5kg 牡4 S.ワッテル（仏国）
スルーセブンシーズ 58.0kg 牝5 尾関知人（日本）
セーブザラストダンス 55.0kg 牝3 A.オブライエン（愛国）
フィードザフレイム 56.5kg 牡3 P.バリー（仏国）
フクム 59.5kg 牡6 O.バローズ（英国）
プラスデュキャルゼル 58.0kg 牝4 A.ファーブル（仏国）
ベイブリッジ 59.5kg 牡5 M.スタウト（英国）
ルクセンブルク 59.5kg 牡4 A.オブライエン（愛国）
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