【凱旋門賞2023】予想・分析。好走データ該当馬を公開

Sporting News Japan Staff

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2023年10月1日、フランスのパリロンシャン競馬場で凱旋門賞(GⅠ/芝2400m)が行われる。エースインパクト、ウエストオーバー、フクム、コンティニュアス、日本からはスルーセブンシーズが出走を予定。今回は予想・分析の結果から好走データに該当する馬を導き出していく。

【凱旋門賞2023】予想・分析。好走馬の条件とは?

好走条件に該当する有力馬はどの馬なのか。人気がないながら好走条件に該当している注目馬とは?

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■好走条件① 人気

凱旋門賞はJRAで馬券が発売されて以降 、過去7年で馬券に絡んだ21頭中、11番人気以下に支持された馬の中で馬券に絡んだのは2021年の勝ち馬1頭のみだ。

日本の競馬ファンによる過去のオッズの傾向から2桁人気馬の好走は厳しいと考え、中心となる軸馬は、最低でも10番人気以上の馬から選ぶのがよさそうだ。

人気・オッズは締め切りまで確定しないため、ここでは少し余裕を見て10番人気以内に入る可能性がある馬を挙げていく。このため、該当馬は暫定となる。

エースインパクト
スルーセブンシーズ
ウエストオーバー
フクム
コンティニュアス
フィードザフレーム
ファンタスティックムーン
シムカミル
プラスデュキャルゼル
ミスターハリウッド
フリーウインド
ベイブリッジ

■好走条件② ゲート番(枠番)

凱旋門賞は、2019年からオープンストレッチが採用されている。以降は内ゲートの馬が有利な傾向が目立つ。

さらにゲート4番以内の馬は、4年連続2頭以上が5着以内。内のゲートの馬が有利と考え、中心となる馬はゲート4番以内の馬から選ぶようにしたい。

好走条件に合致しているのは……

ウエストオーバー
フィードザフレーム
フリーウインド
アヤザーク

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■好走条件③ 前走着順

また、過去10年で馬券に絡んだ30頭中、前走連対馬が25頭と好走している。前走3着以下で馬券に絡んだ馬の成績は、前走アイリッシュチャンピオンステークス(GⅠ)が3頭(最低着順7着)、フォア賞(GⅡ)が1頭(最低着順3着)、ヴェルメイユ賞(GⅠ)1頭(最低着順4着)となっている。

過去10年では、上記3つのレース以外の出走馬で前走3着以下だった馬の本番での巻き返しはない。基本的には前走連対馬を中心に狙いたいが、前走愛チャンピオンS、フォア賞、ヴェルメイユ賞組に限り、前走3着以下でも巻き返しの可能性も考慮したい。

好走条件に合致しているのは……

エースインパクト
スルーセブンシーズ
ウエストオーバー
フクム
コンティニュアス
フィードザフレーム
ファンタスティックムーン
シムカミル
プラスデュキャルゼル
ミスターハリウッド
フリーウインド
ベイブリッジ

■好走条件④ 過去の日本馬成績

凱旋門賞で日本所属の勝ち馬は過去1頭もいないが、過去4頭が2着に絡んでいる。この4頭の共通点は、いずれも前走で凱旋門賞と同条件のフォア賞を使っていた。

2013年には3歳時のキズナがニエル賞(GⅡ)をステップに本番で4着に好走していることからも、前走海外レース出走の有無が本番では重要と考えてよいだろう。

今年はスルーセブンシーズ1頭が日本から参戦するが、残念ながら、この条件には該当しない。

好走条件に合致しているのは……

エースインパクト
ウエストオーバー
フクム
コンティニュアス
フィードザフレーム
ファンタスティックムーン
シムカミル
プラスデュキャルゼル
ミスターハリウッド
フリーウインド
ベイブリッジ

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■予想・分析まとめ 好走条件データ該当馬は?

いくつかの好走条件があった中で、すべての項目に該当する可能性があるのが以下の馬だ。

ウエストオーバー
フィードザフレーム
フリーウインド

※10番人気以内であれば該当

馬券に絡んでくる期待値の高い馬と言えそうだ。

なおすべての好走条件に合致していなかったとしても好走への道が絶たれるわけではない。特に複数該当している馬に関しても注目してみていくのがよさそうだ。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。