2023年2月12日、東京競馬場で共同通信杯(GⅢ/芝1800m)が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。ダノンザタイガー、ファントムシーフ、レイベリング、タスティエーラらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか。
各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。
■共同通信杯の日程、競馬場・コース
2023年2月12日(日曜) 1回東京6日
第57回共同通信杯GⅢ
3歳オープン(国際)(特指)別定 コース:1,800メートル(芝・左)
■最新予想オッズ・想定人気
1番人気 ダノンザタイガー 2.0倍
2番人気 ファントムシーフ 3.4倍
3番人気 レイベリング 4.1倍
4番人気 タスティエーラ 6.9倍
5番人気 タッチウッド 15.1倍
6番人気 ウインオーディン 47.6倍
7番人気 ロードプレイヤー 49.8倍
8番人気 シュタールヴィント 60.9倍
9番人気 キョウエイブリッサ 76.4倍
10番人気 コレペティトール 93.8倍
11番人気 シーズンリッチ 124.1倍
12番人気 シルバースペード 150.2倍
13番人気 トーアライデン 271.7倍
■オッズ・人気予想考察
東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅡ)2着のダノンザタイガーが人気の中心だ。
ここまで3戦して全て芝1800mのレースを使っている。前走の東京スポーツ杯2歳Sは中団から最後の脚にかけるも、内からガストリックにすくわれて2着に敗れた。4着に入ったドゥラエレーデはその後ホープフルステークス(GⅠ)を制しているだけに、先着した同馬の能力を評価した人気になっていると考えられる。今年もリーディングを突き進む川田将雅騎手が鞍上に予定されており、否が応にも期待が集まっている。
ファントムシーフは、C.ルメール騎手とのコンビで重賞タイトルを目指す。
前走・ホープフルSは先行した2頭が1、2着となり、中団からレースを進めた同馬にとって不向きな展開になった。18頭立ての1番枠で出遅れて好位に取り付けなかったことが敗因と言えるだろう。最後は0秒2差の4着まで詰め寄っており、次につながるレースだった。左回りは、中京競馬場で行われた野路菊ステークス(OP)で勝利した実績がある。騎乗予定のルメール騎手を背に、東京競馬場で前走からの巻き返しを狙う。
レイベリングは距離延長でさらなる進化を見せられるか。
前走・朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)は新馬戦を勝ち上がった直後でありながら、3番人気に支持された。好位から最後はしぶとく脚を伸ばし、3着に好走している。父はFrankel。産駒の重賞勝利はソウルスターリングが芝2400mのオークス(GⅠ)を制しているものの、それ以外は1600m以下に集中している。前走から200m距離が延びて、距離に適応できるかが好走のカギと言えるだろう。
タスティエーラは同コースで行われた新馬戦で、R.ムーア騎手の剛腕に応えて後続に3馬身半差をつけてデビュー勝ちを収めた。父サトノクラウンは現役時代、堀宣行厩舎の管理馬であった。宝塚記念(GⅠ)を含め、非根幹距離の重賞で4勝を挙げた実績がある。今年の3歳が2世代目で産駒は重賞未勝利。父と同じ堀厩舎で管理される同馬に、重賞初制覇を期待するファンは多いと考えられる。鞍上には引退が近づいてきた福永祐一騎手が予定されている。
以下、非根幹距離の重賞を2勝しているノースブリッジを半兄に持つタッチウッド、新潟2歳ステークス(GⅢ)2着のウインオーディン、近2走でメンバー中上がり最速の末脚を見せているロードプレイヤー、京都2歳ステークス(GⅢ)4着のシュタールヴィントが続く形だ。
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