2022年11月27日、阪神競馬場で京阪杯（GⅢ／芝1200m）が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。トウシンマカオ、タイセイビジョン、テイエムスパーダ、サンライズオネストらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか。
各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。
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■京阪杯の日程、競馬場・コース
2022年11月27日（日曜）5回阪神8日
第67回京阪杯GⅢ
3歳以上 オープン（国際）（特指）別定 コース：1,200メートル（芝・右）
■最新予想オッズ・想定人気
1番人気 トウシンマカオ 3.0倍
2番人気 タイセイビジョン 4.5倍
3番人気 テイエムスパーダ 5.0倍
4番人気 サンライズオネスト 5.7倍
5番人気 エイティーンガール 10.6倍
6番人気 ヴァトレニ 20.8倍
7番人気 スノーテーラー 26.2倍
8番人気 キルロード 26.8倍
9番人気 ジュビリーヘッド 31.9倍
10番人気 ビアンフェ 36.6倍
11番人気 ファストフォース 38.7倍
12番人気 プルパレイ 40.9倍
13番人気 シャインガーネット 54.1倍
14番人気 モントライゼ 89.3倍
15番人気 マリアズハート 94.8倍
16番人気 ライトオンキュー 105.1倍
17番人気 キャプテンドレイク 114.5倍
18番人気 スマートクラージュ 129.9倍
19番人気 ロードベイリーフ 144.5倍
20番人気 ジャスパージャック 144.5倍
21番人気 リレーションシップ 218.1倍
22番人気 ディヴィナシオン 224.5倍
23番人気 ビリーバー 238.4倍
24番人気 ダイメイフジ 254.1倍
■オッズ・人気予想考察
3歳馬トウシンマカオが主役候補筆頭だ。
前走・オパールステークス（L）では、メンバー中上がり最速の末脚で差し切り勝ちを収めた。父は2016年の高松宮記念を制したビッグアーサー。父も当時オープンだったオパールステークスを勝利して同競走に挑み、2着に敗れている。父が獲得できなかった重賞タイトルを奪取し、来春のスプリント界の主役へ名乗りを上げられるだろうか。前走に引き続き、鮫島克駿騎手が鞍上を務める予定だ。
タイセイビジョンは久しぶりの重賞制覇に期待が集まる。
京都競馬場改修工事の影響で2020年から阪神競馬場で開催されているが、2年間の勝ち馬どちらも父ノーザンダンサー系であった。父ノーザンダンサー系は同馬を含め4頭が登録している。朝日杯フューチュリティステークス（GⅠ）2着の他、重賞2勝の実績はメンバー中最上位。5歳になった今年も芝1200m重賞で2着2回と衰えを感じさせない走りを続けている。斤量は最重量の58kgだが、実績、血統傾向から軽視できない存在と言えるだろう。
芝1200mの日本レコードホルダーのテイエムスパーダが重賞2勝目を狙う。
3走前のCBC賞（GⅢ）で、最軽量・斤量48kgの恩恵はあったが、好スタートから先手を奪い、影をも踏ませぬ逃走劇を見せ、1分5秒8の日本レコードを叩き出した。その後の2戦は、人気を集めるも掲示板に上がることができていない。今回はCBC賞でコンビを組んだ今村聖奈騎手が鞍上の予定で、再び逃走劇を演じられるか注目だ。
好走を続けるサンライズオネストにも十分にチャンスがある。前走オパールSでは、先行策から直線で先頭を捉えにかかるも、後ろから来たトウシンマカオに差されて2着に敗れる。今回はトウシンマカオとの斤量差が1kgに縮まり、逆転の可能性は十分にある。今年は2度重賞で3着がある。勝ちきれていないが、重賞タイトルに手が届くところまで来ている。叩き3走目でさらに状態が上がってくるかが好走のポイントだ。
以下、連覇を狙うエイティーンガール、キーンランドカップ（GⅢ）3着馬で先行力の高いヴァトレニ、3連勝でオープンクラス入りしたスノーテーラー、高松宮記念（GⅠ）3着のキルロードらが続く形である。
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