【京都2歳S2022】最新の予想オッズ! 人気の傾向や伏兵は?

Sporting News Japan Staff

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2022年11月26日、阪神競馬場で京都2歳ステークス(GⅢ/芝2000m)が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。グランヴィノス、エゾダイモン、トップナイフ、ナイトキャッスルらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか?

各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。

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■京都2歳Sの日程、競馬場・コース

2022年11月26日(土曜) 5回阪神7日
第9回ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスGⅢ
2歳オープン(国際)(指定)馬齢 コース:2,000メートル(芝・右)

■最新予想オッズ・想定人気

1番人気 グランヴィノス 1.6倍
2番人気 エゾダイモン 3.9倍
3番人気 トップナイフ 11.3倍
4番人気 ナイトキャッスル 12.8倍
5番人気 コスモサガルマータ 12.8倍
6番人気 シュタールヴィント 25.2倍
7番人気 スマラグドス 35.9倍
8番人気 アイルシャイン 38.2倍
9番人気 ロードプレイヤー 39.8倍
10番人気 ティムール 43.2倍
11番人気 グリューネグリーン 45.8倍
12番人気 ヴェルテンベルク 54.9倍
13番人気 ビキニボーイ 96.3倍
14番人気 アレクサ 97.5倍
15番人気 サイブレーカー 97.5倍
16番人気 トーアライデン 267.6倍

■オッズ・人気予想考察

グランヴィノスが圧倒的支持を集めている。

同コースで行われた新馬戦で、1.3倍の支持を集めて快勝した。父はGⅠを7勝したキタサンブラック。今年の天皇賞(秋)では、初年度産駒のイクイノックスがGⅠ初勝利を収めている。来年度の種付け料が500万円から倍増し、1000万円になったことが社台スタリオンステーションから発表されたばかり。2世代目への注目も高まっている。半姉のヴィルシーナ、ヴィブロスが3歳限定GⅠで活躍した。姉達の成績から同馬に対するクラシック制覇への期待は大きい。新馬戦を勝利した舞台で重賞タイトル獲得を狙い、大舞台へ名乗りを上げられるか注目だ。

グローリーヴェイズの半弟エゾダイモンも有力な一頭だ。

前走・中京芝2000mの未勝利戦では、好位から抜け出して2戦目にして初勝利。兄グローリーヴェイズは芝2400mの香港ヴァ―ズ(GⅠ)を2勝し、天皇賞(春)(GⅠ)でも2着に好走している。曾祖母は三冠牝馬メジロラモーヌ。兄の戦績やスタミナ豊富なメジロ牝系であること、また父ハーツクライという血統背景から中長距離のレースで活躍が見込まれる。今年の日本ダービー(GⅠ)馬ドウデュースは父ハーツクライ、鞍上武豊騎手であった。このことも同馬に人気が集まる要因と考えられる。

前走リステッド勝ちのトップナイフは、上位2頭から離れた3番手評価となっている。

3走前の札幌芝2000mの未勝利戦では、後続に4馬身差をつけて逃げ切り勝ちを収めた。前走の萩ステークス(L)は2番手からの競馬で、直線中程で先頭に立つと、後続を突き離す。同競走に出走予定のナイトキャッスルに2馬身差をつけて快勝した。父デクラレーションオブウォーはWar Frontの直仔。昨年2着に入ったのは、War Frontの直仔であるアメリカンペイトリットの産駒ビーアストニッシドだった。同系が好走していることは同馬にとって好材料と言えるだろう。

ナイトキャッスルはダート1200mの新馬戦を勝ち上がった。2走目のクローバー賞で初めて芝に挑戦する。結果は4着であったが、メンバー中最速の上がり3ハロン(F)タイムを記録した。前走の萩Sはトップナイフに離されたが、2着と好走。母サダムグランジュテはダート1200mから1400mで5勝を挙げているが、父シルバーステートから芝適性を引き継ぎ、芝での好走を続けていると推察される。オープンクラスでの着順を徐々に上げており、次は勝利を掴みたいところだろう。

以下、前走・紫菊賞(1勝クラス)で上がり3F・33秒1の豪脚で差し切り勝ちを収めたコスモサガルマータ、母が2011年の桜花賞馬マルセリーナであるシュタールヴィント、中山芝2000mの新馬戦で勝利したスマラグドスらが続く形である。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。