2023年1月5日、中京競馬場で京都金杯（GⅢ／芝1600m）が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。マテンロウオリオン、オニャンコポン、イルーシヴパンサー、プレサージュリフト、エアロロノアらが出走を予定。果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか。
各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。
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■京都金杯の日程、競馬場・コース
2023年1月5日（木曜） 1回中京1日
第61回スポーツニッポン賞京都金杯GⅢ
4歳以上 オープン（国際）（特指）ハンデ コース：1,600メートル（芝・左）
■最新予想オッズ・想定人気
1番人気 マテンロウオリオン 3.1倍
2番人気 オニャンコポン 5.2倍
3番人気 イルーシヴパンサー 5.6倍
4番人気 プレサージュリフト 5.8倍
5番人気 エアロロノア 7.1倍
6番人気 ピースワンパラディ 12.3倍
7番人気 ウイングレイテスト 21.2倍
8番人気 タイムトゥヘヴン 21.4倍
9番人気 アルサトワ 26.4倍
10番人気 ベレヌス 44.8倍
11番人気 シュリ 53.7倍
12番人気 ヴィクティファルス 57.1倍
13番人気 ワールドバローズ 57.8倍
14番人気 ダイワキャグニー 67.5倍
15番人気 エントシャイデン 71.7倍
16番人気 ミッキーブリランテ 107.9倍
17番人気 テンハッピーローズ 111.8倍
18番人気 エンデュミオン 183.0倍
19番人気 シャーレイポピー 183.0倍
20番人気 グラティアス 203.2倍
21番人気 カイザーミノル 260.9倍
■オッズ・人気予想考察
同コースで行われた昨年のシンザン記念（GⅢ）の覇者、マテンロウオリオンが最有力候補だ。
昨年はシンザン記念を勝利。NHKマイルカップ（GⅠ）では、のちにマイルチャンピオンシップ（GⅠ）を制するセリフォスに先着して2着に好走した。父はダイワメジャー、母父はキングマンボ系のキングカメハメハ。昨年の京都金杯は父もしくは母父にキングマンボ系を内包する馬が1～3着を独占した。血統面から同馬が好走する可能性を秘めている。前走・マイルCSでは1番枠から中団の内ラチ沿いを追走。最後も内から差し込むも、外伸び馬場が影響してか10着に敗れた。重賞を制した舞台に替わり、昨秋の鬱憤を晴らしたいところだろう。
オニャンコポンは初マイルで真価が問われる。
父はマテンロウオリオン同様、キングマンボ系のエイシンフラッシュ。祖母にはイギリスGⅠのサンチャリオットSを3連覇したサプレザがいる。サプレザは3年連続でマイルCSに参戦して、3着に2度入っており、国内での高いマイル適性を証明していた。同馬は芝2000mから2400mを使われてきた。祖母からマイラーとしての素質が引き継がれていれば、初めてのマイル戦で1年ぶり勝利を飾ってもおかしくないだろう。
イルーシヴパンサーは立て直しの1戦となる。
昨年は東京新聞杯（GⅢ）で重賞初制覇を飾り、安田記念（GⅠ）では1番人気に支持された。結果は8着に終わったが、メンバー中最速の上がり3ハロンタイムを記録した。前走・関屋記念（GⅢ）は11着と精彩を欠き、それ以来約5カ月ぶりの実戦となる。今回は岩田望来騎手が鞍上を予定。関屋記念で騎乗を予定し、栗東から美浦に出向き調教にもまたがっていたが、前日の落馬の影響で乗り替わりとなった。岩田望騎手にとってもその時の悔しい思いを晴らしたいところだろう。若手のホープと共に幸先の良いスタートを決められるだろうか。
プレサージュリフトは、昨年の3歳牝馬GⅠを完走。馬券圏内には入れなかったが、勝ち馬とのタイム差は3レースとも0秒6以内と大崩れしなかった。左回りは得意としていて、クイーンカップ（GⅢ）を含め東京芝1600mで2戦2勝。オークスでも5着に入っている。斤量54kgと重賞勝ち馬としては軽めの設定となった。久しぶりのマイル戦で本領発揮なるか。
以下、コンビで（3-1-3-0）の成績を残す福永祐一騎手が鞍上予定のエアロロノア、2年前の同競走2着馬ピースワンパラディ、前走のディセンバーステークス（L）で3着に入ったウイングレイテストらが続く形である。
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