【京都金杯2023】予想・分析。好走率34%、回収率約150%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2023年1月5日、中京競馬場で京都金杯(GⅢ/芝1600m)が行われる。マテンロウオリオン、イルーシヴパンサー、プレサージュリフト、オニャンコポン、エアロロノアらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回は京都金杯の好走条件について分析していく。

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予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析① 前走着差

過去10年の出走馬のうち、前走で1秒以上離されていた馬は全部で46頭いるが、そのうち3頭しか馬券に絡んでいない。

過去データから、直近で大きく離された馬は、当日は不利な傾向が高いことがわかる。

中心となる馬は、前走勝ち馬、もしくは、前走2着以下の場合、最低でも勝ち馬から0.9秒以内に入っていた馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析② 前走着順

また過去10年、馬券に絡んだ30頭のうち、25頭は前走9着以内の馬だった。前走2桁着順に負けた馬で、当日馬券に絡んだのは5頭しかいない。

基本的には直近の成績が良い馬の方が、馬券に絡みやすい傾向がある。

中心となる馬は、最低でも前走9着以内を確保している馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析③ 枠順

過去10年、京都金杯で当日7、8枠を引いた馬は全部で48頭いるが、馬券に絡んだのは4頭だ。

具体的には7枠2頭、8枠2頭であり、1~6枠と比較すると、7、8枠が、それぞれ馬券に絡んだ馬が最も少ない。

中心となる馬は7、8枠を除いた、1~6枠に入った馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析④ 前走人気

最後に、京都金杯で馬券に絡んだ30頭中25頭は、最低でも前走9番人気以上に支持されていた馬だった。

京都金杯は過去10年で11番人気以下の馬が6頭馬券に絡むなど、人気薄の好走が目立つレースだが、当日の人気よりもむしろ前走の人気に注目したいところだ。

中心となる馬は、前走で単勝人気が9番人気以上に支持されていた馬から選びたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(10-4-5-36)
勝率18% 複勝率34%
単勝回収率181% 複勝回収率116%

特に単勝回収率は優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。