2023年1月5日、中京競馬場で京都金杯(GⅢ/芝1600m)が行われる。イルーシヴパンサー、エアロロノア、オニャンコポン、プレサージュリフト、マテンロウオリオンらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。
予想して馬券を買う上で、できるだけ点数を絞った方が回収率に繋がっていく。どんな馬を「消し」にすればいいのか。消し条件を洗い出すことで、馬券に不要な馬を削り、狙いたい馬によりフォーカスを当てて馬券を買うことができるだろう。
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今回は京都金杯の消し条件について分析していく。
■【予想】過去の傾向分析① 血統面
中京で行われた過去2年では、ミスタープロスペクター系を内包している馬の活躍が目立つ。一方でノーザンダンサー系が父か母父にいる馬は、馬券圏内に入ることができていない。
たとえば、2021年はタートルボウル産駒のタイセイビジョンが健闘したものの4着。また、昨年は母父ジャイアンツコーズウェイのクリノプレミアムも、5着までであった。
掲示板までの食い込みはあるものの、3着以内となると壁がある。父か母父にノーザンダンサーの血が入っている馬は評価を下げた方が良さそうだ。
■【予想】過去の傾向分析② 斤量
過去2年のデータなので血統面よりは信頼度に欠けるが、中京で行われた過去2年では斤量55㎏以下の馬が1度も馬券に絡んでいない。ハンデ戦でもあり、55㎏以下の馬も多く出走するが、近走不振で人気を落としているような実力馬が好走している。
また、55㎏以下なので、牝馬も当てはまりやすく、実際過去2年で牝馬は1頭も馬券に絡んでいない。斤量面にも注目だ。
■【予想】過去の傾向分析③ 年齢
中京開催で行われた過去2年では波乱も多く、2年しか行われていないにもかかわらず、様々な年齢の馬が馬券に絡んでいる。ただ、4歳と7歳は過去2年で馬券に絡んでいない。
過去2年で出走した7歳馬は6頭中4頭が2桁人気というもので、5番人気以内に出走している馬はいなかった。対して、4歳馬は昨年3番人気のルークズネストが11着、5番人気のバスラットレオンが9着と、馬券圏内どころか掲示板にも乗ることができなかった。
過去2年で出走した馬がすべて1桁人気だったにもかかわらず、過去2年で一度も馬券に絡んでいない。人気になっても人気ほどの活躍はしにくいと考えて良さそう。ならば、いっそのこと4歳馬は消しにしても良さそうだ。
これらのデータに該当している馬が直ちに「消し」というわけではないが、注意は必要だ。消しデータをかき消すほど能力が抜きん出ていると判断するか、好走条件に合致しているかを見極めて馬券の購入につなげていく必要がありそうだ。
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