2023年2月12日、阪神競馬場で京都記念(GⅡ/芝2200m)が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。ドウデュース、エフフォーリア、キラーアビリティ、プラダリアらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか。
各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。
■京都記念の日程、競馬場・コース
2023年2月12日(日曜) 1回阪神2日
第116回京都記念GⅡ
4歳以上 オープン(国際)(特指)別定 コース:2,200メートル(芝・右)
■最新予想オッズ・想定人気
1番人気 ドウデュース 1.9倍
2番人気 エフフォーリア 4.0倍
3番人気 キラーアビリティ 4.7倍
4番人気 プラダリア 10.3倍
5番人気 ウインマイティー 13.0倍
6番人気 ユニコーンライオン 14.1倍
7番人気 マテンロウレオ 22.4倍
8番人気 インプレス 30.0倍
9番人気 キングオブドラゴン 39.7倍
10番人気 アフリカンゴールド 87.3倍
11番人気 マイネルファンロン 119.7倍
12番人気 スカーフェイス 168.1倍
13番人気 ラストドラフト 227.5倍
■オッズ・人気予想考察
3強の様相だが、その中でもドウデュースの人気がやや抜けている。
日本ダービー(GⅠ)馬ドウデュースの帰国初戦に注目だ。武豊騎手に歴代最多のダービー6勝目をもたらした同馬。東京の直線での切れ味に魅了されたファンは多いだろう。秋のフランス遠征は馬場が合わず、GⅡ・ニエユ賞4着、GⅠ・凱旋門賞19着と結果が残せなかった。凱旋門賞以来の実戦となり、久しぶりに国内でその勇姿が見られるとなれば、人気が集中しても不思議でない。懸念材料は阪神の開幕週で前が止まらない展開になることだ。デビューからコンビを組んでいる武騎手はどのようなレース運びをするだろうか。
エフフォーリアは、復権に向けて負けられない一戦だ。
2年前の年度代表馬の復活が期待されている。昨年は阪神競馬場で行われた大阪杯で9着、宝塚記念で6着と連続してGⅠで掲示板外に敗れた。暮れの有馬記念(GⅠ)では、3歳世代に敗れはしたものの5着に粘り込み、復調の兆しを見せている。今年初戦は阪神でのレースを選択した。今回は追い切り後に栗東に輸送し、当日阪神競馬場に入るプランが上がっている。苦汁を飲まされた舞台で陣営の試行錯誤が実を結ぶか。
キラーアビリティは、B.ムルザバエフ騎手との初コンビで重賞連勝を狙う。
前走・中日新聞杯(GⅢ)で1年ぶりの復活勝利を飾った。同馬はホープフルステークス(GⅠ)を勝利しているが、上位2頭に比べ実績面はやや見劣りする。鞍上のムルザバエフ騎手は昨年12月に初めて短期免許が交付されて以降、重賞での成績が(2-1-2-0)と驚異的な成績。ドイツ・リーディングジョッキーの力を遺憾なく発揮している。心強い鞍上を背に重賞連勝を目指す。
今週落馬による骨折から復帰予定の池添謙一騎手は、プラダリアに騎乗予定。前走・日経新春杯(GⅡ)は稍重の馬場状態の中、終始外を回り、最後はメンバー中上がり3ハロン最速の末脚で3着に入った。昨年3月に行われた阪神芝2400mの未勝利戦でも重馬場で後続に7馬身差をつける圧勝劇を演じており、荒れた馬場が有利に働いたと推察される。当日の馬場次第では上位3頭に肉薄する可能性は十分にある。
以下、同競走との相性が良いステイゴールドの直系であるゴールドシップ産駒のウインマイティー、昨年11月の福島記念(GⅢ)で復活勝利を飾ったユニコーンライオン、重賞で惜しい競馬が続くマテンロウレオらが続く形である。
■試合結果を予想して豪華景品をゲットしよう!
遊雅堂(ゆうがどう)無料版では「スポーツ番付勝利予想」を実施中。やり方は、対象の試合結果を予想するだけ。当たれば豪華景品がゲットできるかも!?
▶競馬を観るならDAZNで。スマホやTVでスポーツをいつでも楽しもう