【京都大賞典2022】出走予定馬が発表! 予想オッズの上位、人気の中心となる出走馬は?

Sporting News Japan Staff

【京都大賞典2022】出走予定馬が発表! 予想オッズの上位、人気の中心となる出走馬は? image

2022年10月10日、阪神競馬場で京都大賞典(GⅡ/芝2400m)が行われる。JRAの発表によると、前走・目黒記念(GⅡ)を勝利して以来の実戦となるボッケリーニ、2020年の菊花賞2着馬アリストテレス、2走前の天皇賞(春)(GⅠ)で5着に入ったアイアンバローズ、約1年1か月ぶりの復帰戦となるディアスティマら14頭が出走登録を行っている。

今回は京都大賞典の登録馬から勢力図を考察。予想オッズの上位となり人気を集めそうな有力馬を中心に、レースを展望していく。

■2022年京都大賞典の展望・人気・予想

目黒記念(GⅡ)で重賞2勝目を挙げたボッケリーニがさらなるタイトルを狙う。

同馬は20戦して着外になったのは新馬戦と昨年の中京記念(GⅢ)の2回のみと、安定した成績を残している。しかし、2020年の中日新聞杯(GⅢ)を勝利後、なかなか勝ちきれない競馬が続いていた。今年に入るとGⅡを3戦して3、2、1着と結果を残している。2走前の日経賞では、タイトルホルダーにクビ差まで迫る接戦を演じた。前走の目黒記念はトップハンデを背負い、好位から直線力強い差し脚を見せて勝利し、重賞2勝目を獲得。ここで結果を残し、堂々秋のGⅠ戦線に名乗りを上げたいところだ。

アリストテレスは、昨年2着に好走した舞台で久しぶりの勝利を目指す。

昨年の京都大賞典はゴール直前でマカヒキの強襲に遭い、ハナ差の2着に惜敗。その後、ジャパンカップ9着、有馬記念6着とGⅠ戦線で結果が残せなかった。休養明けで挑んだ目黒記念はボッケリーニと同じくトップハンデでの出走。後方からレースを進めるも、伸びあぐねて17着と大敗した。それ以来のレースとなる今回は、巻き返しを図るレースとなる。菊花賞2着の実績馬が復活を果たせるか注目だ。鞍上は初騎乗の鮫島克駿騎手が予定されている。

アイアンバローズは半弟のジャスティンパレスに続く重賞勝利なるか。

ステイヤーズステークス、阪神大賞典の両GⅡで2着に入り、2走前の天皇賞(春)では5着と芝3000m以上のレースで好走している。昇級初戦で挑んだ昨年の京都大賞典は12着と敗れた。しかし、阪神芝2400mは(1-2-0-1)と実績があり、経験を積んだ今回は好結果が期待される。半弟のジャスティンパレスは神戸新聞杯(GⅡ)で重賞初制覇を飾った。弟に続く重賞制覇を目指す。

ディアスティマは昨年8月の札幌日経オープン(L)を勝利した後、右前脚に種子骨靭帯炎を発症し休養。今回は約1年1ヵ月ぶりの実戦となる。鞍上には北村友一騎手が予定されている。昨年の天皇賞(春)はレース当日の落馬によって、同馬に騎乗することができなかった。北村騎手も怪我による長期療養から今年6月に復帰し、久しぶりのコンビとなる。(4-2-1-0)と好相性のコンビで復活劇を狙う。

以下、宝塚記念(GⅠ)で5着に入ったマイネルファンロン、10番人気の低評価を覆してマーメイドステークス(GⅢ)を制したウインマイティー、昨年の宝塚記念2着馬ユニコーンライオンら、秋の大舞台を目指す古馬達が集結した。

■京都大賞典の日程、競馬場、コース

2022年10月10日(月曜) 4回阪神3日
第57回京都大賞典GⅡ
3歳以上    オープン(国際)(指定)別定
コース:2,400メートル(芝・右 外)
本賞金:6700,2700,1700,1000,670万円

■京都大賞典の出走予定登録馬一覧

※馬名、負担斤量、性齢、調教師名 

アイアンバローズ 56.0 牡5 上村洋行(栗東)
アフリカンゴールド 57.0 セ7 西園正都(栗東)
アリストテレス 56.0 牡5 音無秀孝(栗東)
ウインマイティー 54.0 牝5 五十嵐忠男(栗東)
ヴェラアズール 56.0 牡5 渡辺薫彦(栗東)
キングオブドラゴン 56.0 牡5 矢作芳人(栗東)
ディアスティマ 56.0 牡5 高野友和(栗東)
ディアマンミノル 56.0 牡5 本田優(栗東)
ディバインフォース 57.0 牡6 寺島良(栗東)
ヒンドゥタイムズ 56.0 セ6 斉藤崇史(栗東)
ボッケリーニ 57.0 牡6 池江泰寿(栗東)
マイネルファンロン 56.0 牡7 手塚貴久(美浦)
ユニコーンライオン 56.0 牡6 矢作芳人(栗東)
レッドガラン 56.0 牡7 安田 隆行(栗東)

▶競馬を観るならDAZNで。スマホやTVでスポーツをいつでも楽しもう

Sporting News Japan Staff

Sporting News Japan Staff Photo

日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。