【京成杯2023】予想・分析。好走率38%、回収率約110%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2023年1月15日、中山競馬場で京成杯(GⅢ/芝2000m)が行われる。セブンマジシャン、ソールオリエンス、シャンパンカラー、シルヴァーデューク、シーウィザードらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回は京成杯の好走条件について分析していく。

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予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析① 人気

京成杯では過去10年、当日11番人気以下だった馬は全部で42頭いるが、1頭も馬券に絡んでいない。

そのため中心となる馬は、やはり10番人気以上の馬から選ぶのがよさそうだ。

ただし、今年は9頭で行われるため、人気という点ではどの馬にもチャンスがある。

■【予想】過去の傾向分析② キャリア

過去10年、馬券に絡んだ30頭のうち28頭は、出走キャリア5戦未満の馬だった。

逆にキャリア5戦以上で出走した馬は全部で31頭いるが、馬券に絡んだのは2頭のみ。過去5年では1頭も馬券に絡んでいない。

3歳馬のため、使い過ぎは大きな割引といえる。過去データから、当日までに5戦以上レースを使っている馬は、割引が必要と考えてよいだろう。

中心となる馬は、出走キャリア5戦未満の馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析③ 着差

京成杯では、前走着順よりも前走の着差に注目したい。

具体的には過去10年前走2着以下の馬で、かつ勝ち馬から0秒6以上離されていた馬は全部で44頭いるが、馬券に絡んだのは昨年の勝ち馬オニャンコポン1頭のみだ。

中心となる馬は、前走勝ち馬、または2着以下の場合、最低でも勝ち馬から0.5秒以内で走った馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析④ レース間隔

最後に、京成杯では、前走からレース間隔が短い馬は1頭も馬券に絡んでいない。

具体的には、年明け1月のレースを使い、次走京成杯を走った馬は全部で10頭いる。だが、全てが馬券対象外となっている。

直近の勢いは重要だが、年明け2戦目の馬はローテーションの面で割引が必要といえる。

中心となる馬は、最低でも前走12月以前に使っている馬から選びたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(9-10-8-43)
勝率12% 複勝率38%
単勝回収率104% 複勝回収率106%

優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。