【中山記念2023】最新の予想オッズ! 人気の傾向や伏兵は?

Sporting News Japan Staff

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2023年2月26日、中山競馬場で中山記念(GⅡ/芝1800m)が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。ソーヴァリアント、ダノンザキッド、スタニングローズ、ヒシイグアス、シュネルマイスターらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか。

各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。

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■中山記念の日程、競馬場・コース

2023年2月26日(日曜) 2回中山2日
第97回中山記念GⅡ
4歳以上 オープン(国際)(指定)別定 コース:1,800メートル(芝・右)

■最新予想オッズ・想定人気

1番人気 ソーヴァリアント 2.4倍
2番人気 ダノンザキッド 3.9倍
3番人気 スタニングローズ 5.0倍
4番人気 ヒシイグアス 6.3倍
5番人気 シュネルマイスター 12.3倍
6番人気 ラーグルフ 12.8倍
7番人気 ドーブネ 17.2倍
8番人気 イルーシヴパンサー 17.7倍
9番人気 リューベック 52.0倍
10番人気 ショウナンマグマ 65.9倍
11番人気 モズベッロ 136.2倍
12番人気 スカーフェイス 263.8倍
13番人気 ナイママ 289.0倍
14番人気 トーラスジェミニ 296.1倍
15番人気 ソロフレーズ 311.3倍

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■オッズ・人気予想考察

ソーヴァリアントの潜在能力の高さに期待が集まる。

チャレンジカップ(GⅢ)2連覇の実績はあるものの、GⅠは未出走。人気の要因は、オルフェーヴル産駒の成長力とC.ルメール騎手が「GⅠレベルに行ける」と語るほどの潜在能力の高さにある。ルメール騎手はサウジアラビア国際競走に騎乗するため、今回は2021年の藻岩山特別(2勝クラス)でコンビを組んで勝利を挙げた横山武史騎手が鞍上。同馬は2歳未勝利戦で1位入線後に禁止薬物であるカフェインの検出による失格、右第3中足骨の骨折、レース中の心房細動とこれまでに様々なアクシデントに見舞われた。順調に一年を過ごし、トップレベルでどんな走りをするか注目するファンは多いだろう。今年初戦で幸先の良いスタートを決められるか。

ダノンザキッドは2年2ヵ月ぶりの勝利を目指す。

前走・香港カップ(GⅠ)はスタートで立ち遅れるも、中団まで押し上げる。最後の直線では勝利した地元・香港のロマンチックウォリアーに4馬身半差をつけられたが、力強く末脚を伸ばして2着に好走した。2021年皐月賞以来の芝2000m戦で結果を残している。今回は芝1800m戦。昨年は15番枠が響いたか7着に敗れているが、芝1800mは(2-1-0-1)と良績を挙げている。充実期を迎えた今年はどんな走りを見せるか。2走前に2着に入ったマイルチャンピオンシップ(GⅠ)から継続騎乗している北村友一騎手が鞍上だ。

スタニングローズは前走・エリザベス女王杯(GⅠ)14着からの巻き返しなるか。

秋華賞(GⅠ)でスターズオンアースの牝馬三冠を阻止。昨年の牝馬クラシックを賑わせた同馬が、今年初戦で牡馬撃破を狙う。中山記念では2015年にヌーヴォレコルトが勝利して以来、牝馬の勝利はないが、ラッキーライラック、ソウルスターリング、アエロリットらGⅠ馬が馬券圏内に入っている。同馬は中山重賞で2勝を挙げており、得意の舞台と言える。エリザベス女王杯での大敗から巻き返しの可能性は十分にあるだろう。

ヒシイグアスは2021年の勝ち馬で、今回は約8ヵ月ぶりのレースとなる。直近4走は全てGⅠ。宝塚記念・香港Cでの2着を含め、4走とも掲示板に入っている。中距離の実績は最上位だ。2021年の天皇賞(秋)(GⅠ)5着以来のコンビとなる松山弘平騎手が鞍上予定。今年こそGⅠを獲得すべく、勢いをつける勝利が期待される。

以下、2021年毎日王冠(GⅡ)以来の勝利を目指すシュネルマイスター、中山金杯(GⅢ)で初重賞制覇を飾り勢いに乗るラーグルフ、京都金杯(GⅢ)で重賞2勝目を挙げ、今回はM.デムーロ騎手と初コンビを組む予定のイルーシヴパンサーらが続く形である。


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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。