【七夕賞2022】展望・予想! 出走予定馬と人気、中心となる有力馬は?

Sporting News Japan Staff

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2022年7月10日、福島競馬場で七夕賞(GIII/芝2000m)が行われる。JRAの発表によると、前走天皇賞春で4着に入ったヒートオンビート、同条件の福島民報杯を圧勝したアンティシペイト、福島記念2着の実績などがあるヒュミドールらが出走を予定。17頭が出走登録を行っている。

今回は七夕賞の登録馬から勢力図を考察。人気の中心が予想される馬たちを中心に、レースを展望していく。

2022年 七夕賞の展望・人気・予想

人気に支持されそうなのがヒートオンビートだ。母は桜花賞馬のマルセリーナ。半兄に京成杯勝ちのラストドラフトなどがいる良血馬だ。

重賞での勝利実績こそないが、好走歴は多数。目黒記念とチャレンジカップで2着、中山金杯と日経賞で3着と安定して走っている。そしてなんといっても前走。GIの天皇賞春では5番人気ながら4着に好走し、改めて力があることを示した。

悲願の重賞制覇を目指す中、たくさんの支持を集めそうだ。

アンティシペイトも注目の一頭。前走は同条件の福島芝2000mのリステッド競走で1着。2着のシュヴァリエローズに5馬身差をつける圧勝劇を演じた。レースのグレードは高くなるものの、前走の再現を狙う。

前走の大阪杯で大敗したヒュミドールもここでは人気上位か。前走を除外すれば中山記念6着、福島記念2着とまずまずの実績を残している。特に福島記念は今回と同条件。夏競馬はリピーターが走りやすい傾向にあるだけに、再びの激走を期待するファンも多そうだ。

以下、近走安定して走っているヴァンケドミンゴ、京都新聞杯勝利や菊花賞1番人気の実績がありながらここ3走は二桁着順が続いているレッドジェネシスらも出走を予定している。

七夕賞の日程、競馬場、コース

  • 2022年7月10日(日曜) 2回福島4日
  • 第58回七夕賞GⅢ
  • 3歳以上 オープン (国際)(特指) ハンデ
  • コース:2,000メートル(芝・右)

七夕賞の出走予定登録馬一覧

※馬名、負担金量、性齢、調教師名

  • アンティシペイト 56.5 牡5 国枝 栄(美浦)
  • ヴァンケドミンゴ 56.0 牡6 藤岡 健一(栗東)
  • エヴァーガーデン 52.0 牝5 深山 雅史(美浦)
  • エヒト 54.0 牡5 森 秀行(栗東)
  • ゴールドスミス 51.0 せん8 高柳 瑞樹(美浦)
  • ショウナンバルディ 57.0 牡6 松下 武士(栗東)
  • シークレットラン 54.0 牡6 田村 康仁(美浦)
  • トーラスジェミニ 57.5 牡6 小桧山 悟(美浦)
  • ヒュミドール 56.0 せん6 小手川 準(美浦)
  • ヒートオンビート 57.0 牡5 友道 康夫(栗東)
  • フォルコメン 55.0 せん6 堀 宣行(美浦)
  • プリマヴィスタ 53.0 牡5 矢作 芳人(栗東)
  • マウントゴールド 57.0 牡9 池江 泰寿(栗東)
  • モズナガレボシ 55.0 牡5 荒川 義之(栗東)
  • ヤマニンデンファレ 50.0 牝4 辻 哲英(美浦)
  • レッドジェネシス 56.5 牡4 友道 康夫(栗東)
  • ロザムール 53.0 牝6 上原 博之(美浦)

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。