【ヴィクトリアマイル2023】予想・分析。好走率の下がる3つの消し条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2023年5月14日、東京競馬場でヴィクトリアマイル(GⅠ/芝1600m)が行われる。スターズオンアース、ソダシ、ソングライン、ナミュール、ナムラクレアらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

予想して馬券を買う上で、できるだけ点数を絞った方が回収率に繋がっていく。どんな馬を「消し」にすればいいのか。消し条件を洗い出すことで、馬券に不要な馬を削り、狙いたい馬によりフォーカスを当てて馬券を買うことができるだろう。

今回はヴィクトリアマイルの消し条件について分析していく。

■【予想】過去の傾向分析① 血統面

ヴィクトリアマイルは波乱の置きやすいレースなので、穴馬も狙いたいとこ。その中でも過去10年で1頭も絡んでいない血統がある。それは、ロベルト系だ。

ロベルト系産駒は過去10年で(0-0-0-6)。昨年5番人気のデアリングタクトや2015年、16年と2年連続で出走し、2015年は4番人気だったカフェブリリアントなどが該当する。ただ、いずれも馬券圏内どころか、人気ほど走れていない。現状厳しいといえるだろう。

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■【予想】過去の傾向分析② 前走の競馬場

過去5年分のデータであるが、前走の開催競馬場に関して好走馬の多くが中央4場+中京である。つまり、海外含めてそれ以外の競馬場は成績が良くない。

実際、前走が福島は(0-0-0-5)、新潟は(0-0-0-3)、海外は(0-0-0-3)である。以前は福島牝馬ステークス(GⅢ)組や、ドバイからの転戦組の好走もあったが、近年では見られない。今年も出走予定馬にそのような馬がいるが、評価を下げた方が良さそうだ。

■【予想】過去の傾向分析③ 前走からの間隔

中1週と中3週の馬に関しては、過去10年で1頭も馬券に絡んでいない。ただ、この間隔で出走してくる馬自体が少ない。実際、今年は該当馬がいない。

過去5年では中24週以上、つまり、半年以上間隔のあいた馬の成績が(0-0-0-3)。その3頭は、2019年9着ソウルスターリング、2020年7着ラヴズオンリーユー、2022年6着デアリングタクトと、いずれもGⅠ馬のぶっつけ本番によるものだった。

もちろん、それぞれピークアウトや本格化前、故障による休み明けなどの理由があって敗戦したのだが、GⅠ馬が掲示板にも乗れなかったのは紛れもない事実である。今回はソダシが該当しており、気になるデータだ。

これらのデータに該当している馬が直ちに「消し」というわけではないが、注意は必要だ。消しデータをかき消すほど能力が抜きん出ていると判断するか、好走条件に合致しているかを見極めて馬券の購入につなげていく必要がありそうだ。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。