【ローズS2022】出走予定馬が発表! 予想オッズの上位、人気の中心となる出走馬は?

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2022年9月18日、中京競馬場で秋華賞(GⅠ)トライアルのローズステークス(GⅡ/芝2000m)が行われる。JRAの発表によると、忘れな草賞(L)勝ち馬アートハウス、デビューから2戦無敗の良血馬サリエラ、フローラステークス(GⅡ)で2着に入ったパーソナルハイ、海外GⅠを制したアドマイヤラクティの半妹・セントカメリアら15頭が出走登録を行っている。

今回はローズSの登録馬から勢力図を考察。予想オッズの上位となり人気を集めそうな有力馬を中心に、レースを展望していく。

■2022年ローズSの展望・人気・予想

アートハウスは前走・オークス(GⅠ)7着からの巻き返しを図る。

2番人気に推されたオークスでは好スタートから3番手追走。直線で抜け出しを図るも、末脚が不発に終わり7着に敗れた。今回は3戦2勝の芝2000mとなり、アートハウスにとって好材料と言える。母は2016年秋華賞(GⅠ)2着馬のパールコード。母の主戦であった川田将雅騎手を今回も鞍上に予定している。母が成し得なかったGⅠ制覇に向けて、好結果を残したいところだろう。

デビューから無敗のサリエラは初の重賞タイトル奪取を狙う。

昨年11月の2歳新馬戦では好スタートからハナに立ち、直線では鞍上のC.ルメール騎手がムチを入れると一気に後続を突き離して3馬身差をつけて快勝。その後、フラワーカップ(GⅢ)出走を目指したが左前骨瘤のため回避し、6月の1勝クラスが6か月ぶりの出走となった。同レースではスタートで出遅れ後方からレースを進めたが、直線で坂を駆け上がると一気に加速し、差し切り勝ちを収めた。半兄は朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)を制したサリオス、全妹はエリザベス女王杯と有馬記念でGⅠ2戦連続2着に入ったサラキアという血統。良血馬が2冠馬への挑戦権を掴むため、3連勝で初重賞制覇を狙う。

パーソナルハイは前走・オークス16着以来の出走となる。2走前のフローラSでは逃げてゴール直前でエリカヴィータに差され、惜しくも2着。芝2000mでは(1-2-0-0)と全て連対している。中京芝2000mは、昨年9月の未勝利戦で後続に0秒7差をつけて圧勝した舞台だ。

中京芝2000mで2戦2勝のセントカメリアも注目の一頭だ。半兄にオーストラリアGⅠ・コーフィルドカップを制したアドマイヤラクティや函館記念(GⅢ)を制したアドマイヤジャスタがいる。前走2勝クラスの月岡温泉特別では、GⅠ3着の実績があるラーグルフの2着。約2カ月半ぶりの実戦であったため、今回は良化が見込める。

以下、1勝馬であるが、GⅡで2度掲示板に入っているマイシンフォニー、1勝・2勝クラスを連勝中のメモリ―レゾン、小倉芝2000mの1勝クラス・都井岬特別を逃げ切ったラリュエルらが秋華賞の出走権をかけ出走を予定している。春の牝馬クラシック好走馬や重賞勝ち馬が不在の混戦模様の前哨戦となった。

■ローズSの日程、競馬場、コース

2022年9月18日(日曜) 5回中京4日
第40回関西テレビ放送賞ローズステークスGⅡ
3歳オープン(国際)牝(指定)馬齢 コース:2,000メートル(芝・左)

本賞金:5200,2100,1300,780,520万円

■ローズSの出走予定登録馬一覧

※馬名、負担斤量、性齢、調教師名 

アートハウス 54.0 牝3 中内田充正(栗東)
ヴァンルーラー 54.0 牝3 吉岡辰弥(栗東)
エグランタイン 54.0 牝3 笹田和秀(栗東)
サリエラ 54.0 牝3 国枝栄(美浦)
セントカメリア 54.0 牝3 高野友和(栗東)
パーソナルハイ 54.0 牝3 矢作芳人(栗東)
ヒヅルジョウ 54.0 牝3 岡田稲男(栗東)
ブルトンクール 54.0 牝3 新開幸一(美浦)
ベリーヴィーナス 54.0 牝3 鈴木孝志(栗東)
マイシンフォニー 54.0 牝3 松永幹夫(栗東)
ミナモトフェイス 54.0 牝3 清水久詞(栗東)
メモリーレゾン 54.0 牝3 長谷川浩大(栗東)
ラリュエル 54.0 牝3 矢作芳人(栗東)
ルージュリナージュ 54.0 牝3 宗像義忠(美浦)
ロマンシングブルー 54.0 牝3 渡辺薫彦(栗東)

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。