【レパードS2022】予想・分析。好走率50%、回収率約180%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2022年8月7日、新潟競馬場でレパードステークス(GⅢ/ダート1800m)が行われる。タイセイドレフォン、ホウオウルーレット、ハピ、カフジオクタゴンらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どのような馬が軸馬に適しているのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

今回はレパードSの好走条件について分析する。

■【予想】過去の傾向分析①:人気

レパードSは3連単10万越えの年が過去10年で5回あり、高配当が期待できるレースだ。しかし、11番人気以下の極端な人気薄は相応に厳しい結果となっている。

過去10年の11番人気以下の成績を見てみると(1-1-2-44)。48頭が走ってわずか4頭しか馬券に絡んでいない。基本的に超人気薄が馬券に絡みづらいレースと考え、10番人気以内の馬から馬券を組み立てていくのがよさそうだ。

※以降のデータはすべて11番人気以下の人気薄を除外して集計。10番人気以内にのみ絞って考察

■【予想】過去の傾向分析②:キャリア

JRA唯一の3歳限定ダート重賞となるレパードSは、キャリアが重要だ。

3歳馬ということで各馬のキャリアは少ないが、5戦以上と未満の馬で大きな差がある。具体的には5戦未満の馬は(0-2-0-19)に対し、5戦以上の馬の方が(9-8-7-62)と優秀だ。

また使い詰めの馬は不振傾向で、このレースで休養明け5戦目以上となる馬は(1-0-1-16)。キャリアの浅い馬、使い詰めの馬は割引が必要と言える。

■【予想】過去の傾向分析③:前走

3歳限定戦ということで前走のクラスも重要となる。

前走1勝クラスからレパードSに臨んだ馬は15頭いるが、成績は(0-2-0-13)と勝ち馬が出ていない。ダート界の次世代を担う強豪が揃うだけに、2勝クラス以上の経験が必要と言えそうだ。ただし前走が2勝クラス以上でも10着以下に大敗した馬の成績は、(1-0-0-5)と不振が目立つ。

また、前走で1400m以下の距離を走った馬は、5頭中1頭も馬券に絡んでいない。大幅な距離延長も割引材料だ。

近年、前走のコースは東京、中京、福島、地方競馬の4つが結果を残しており、それ以外のコースだと(0-1-2-22)。中でも前走で阪神、新潟、函館を使った馬は、全てが馬券対象外となっている。

前走に関してはクラス、着順、距離、競馬場、この4つの視点で分析する必要があるだろう。

■【予想】過去の傾向分析④:血統

ダート戦ということで血統も重要だが、特に過去10年では母父サンデー系の不振が目立つ。23頭が出走しいずれも馬券対象外だ。一方で父サンデー系の成績は(4-4-3-27)と決して悪くない。

牡系と牝系で成績が大きく異なるが、母父サンデー系は思い切って消しても良いだろう。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「半年以上の休み明け」や「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(7-6-4-17)
勝率20% 複勝率50%
単勝回収率206% 複勝回収率146%

非常に優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそう。すべて該当していなくとも、複数該当している馬は注目だ。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。