【マイルチャンピオンシップ2022】最新の予想オッズ! 人気の傾向や伏兵は?

Sporting News Japan Staff

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2022年11月20日、阪神競馬場でマイルチャンピオンシップ(GⅠ/芝1600m)が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。シュネルマイスター、サリオス、ソダシ、セリフォス、ダノンスコーピオンらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか?

各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。

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■マイルCSの日程、競馬場・コース

2022年11月20日(日曜) 5回阪神6日
第39回マイルチャンピオンシップGⅠ
3歳以上 オープン(国際)(指定)定量 コース:1,600メートル(芝・右 外)

■最新予想オッズ・想定人気

1番人気 シュネルマイスター 3.0倍
2番人気 サリオス 3.8倍
3番人気 ソダシ 3.9倍
4番人気 セリフォス 8.3倍
5番人気 ダノンスコーピオン 8.7倍
6番人気 ソウルラッシュ 14.9倍
7番人気 ジャスティンカフェ 20.5倍
8番人気 ダノンザキッド 26.2倍
9番人気 ウインカーネリアン 29.6倍
10番人気 マテンロウオリオン 48.4倍
11番人気 ファルコニア 86.1倍
12番人気 ピースオブエイト 104.3倍
13番人気 エアロロノア 111.7倍
14番人気 ホウオウアマゾン 115.4倍
15番人気 ロータスランド 119.4倍
16番人気 ベステンダンク 243.8倍
17番人気 ハッピーアワー 432.6倍

■オッズ・人気予想考察

古馬マイルGⅠで惜しい競馬が続くシュネルマイスターに、勝利への期待が集まる。

3歳時にNHKマイルカップ(GⅠ)を制し、初の古馬相手となった安田記念(GⅠ)で3着に入った。昨年のマイルCSではグランアレグリアに連覇を許したが、力強い末脚を見せて2着に好走。今年はマイル女王が引退し、躍進が期待された。しかし初の海外遠征となったドバイターフ(GⅠ)では、スローペースの影響もあって末脚が不発に終わり8着。帰国初戦となった安田記念では、直線に入ると進路を失って仕掛けが遅れる。NHKマイルCで破ったソングラインにクビ差届かず2着となった。初のスプリント戦となった前走のスプリンターズステークス(GⅠ)は、直線で他馬に挟まれる不利があり9着と不完全燃焼に終わった。今回はマイルCS連覇中のC.ルメール騎手が鞍上を予定している。惜敗に終止符を打てるか注目だ。

前走、復活勝利を挙げたサリオスも人気の中心だ。

2歳時に朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)を制したサリオスは、その時以来となるR.ムーア騎手とのコンビで挑む。3歳時は無敗の三冠馬コントレイルの前に、皐月賞と日本ダービーの両GⅠで2着。春のクラシックには手が届かなかった。3歳秋からはマイル・中距離路線を中心に使われたが、2020年の毎日王冠を最後に勝ち星から遠ざかっていた。だが前走の毎日王冠で2年ぶりの勝利。直線で前が壁になるも、進路が開くと一気に加速し、上がり3ハロン(F)33秒8の脚で伸びた。後続とは半馬身差だったが、着差以上に強い内容。姉サラキアは5歳夏から急成長を遂げ、エリザベス女王杯、有馬記念のGⅠで連続2着と好走している。姉の成長曲線を考えれば、同馬にもこれからの活躍が期待される。ここで勝利してさらなる飛躍を遂げたい。

芝1600mで4戦無敗のソダシは牡馬撃破を狙う。

直近2走はGⅡに出走し、札幌記念5着と府中牝馬ステークス2着。1番人気を裏切る形となった。ヴィクトリアマイル(GⅠ)勝利後、秋の大目標をマイルCSに定めていた。これまで距離短縮で挑んだレースは5戦して(2-1-1-1)。初ダートとなった昨年のチャンピオンズカップ(GⅠ)を除けば、全て馬券圏内に入っている。今回は距離短縮、4戦無敗の芝1600mと状況は好転する。近2走はここに向かう為の布石であり、悲観するものではない。牡馬を一蹴してGⅠ4勝目なるか。

セリフォスは前走の富士ステークス(GⅡ)では、NHKマイルCで敗れたダノンスコーピオンに雪辱を果たした。今回はD.レーン騎手が鞍上を予定。鞍上は先週のエリザベス女王杯(GⅠ)で、ウインマリリンを2着に好走させている。来日初週から結果を残したオーストラリアの名手が悲願のGⅠ制覇へ導くか。

以下、今年のNHKマイルC覇者ダノンスコーピオン、4月に同コースで行われたマイラーズカップ(GⅡ)を制したソウルラッシュ、毎日王冠(GⅡ)でメンバー中最速の上がり3Fタイムを記録して2着に入ったジャスティンカフェらが続く形だ。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。