【マイルチャンピオンシップ2022】予想・分析。好走率46%、複勝回収率約110%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2022年11月20日、阪神競馬場でマイルチャンピオンシップ(GⅠ/芝1600m)が行われる。シュネルマイスター、ソダシ、サリオス、ダノンスコーピオン、セリフォスらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回はマイルCSの好走条件について分析していく。

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予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析①:人気

マイルCSは過去10年で、11番人気以下の馬は、過去10年で75頭いるが、1頭も馬券に絡んでいない。

中心となる馬はやはり10番人気以上の馬から選ぶのがよさそうだ。

※以降のデータはすべて11番人気以下の人気薄を除外して集計。10番人気以内にのみ絞って考察

■【予想】過去の傾向分析②:年齢

マイルCSでは過去10年の馬券対象馬30頭中、25頭は4~5歳馬だった。

過去10年で3歳馬は5頭、4歳馬は13頭、5歳馬は10頭、6歳馬は2頭、それぞれ馬券に絡んでおり、7歳以上は1頭も馬券に絡んでいない。

3歳、6歳以上の高齢馬は苦戦傾向が高いと考え、中心となる馬は4~5歳馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析③:前走着順

マイルCSは、前走10着以下だった馬は、過去10年で1頭も馬券に絡んでいない。前走5着以内の馬の成績が優秀だ。

具体的には、前走5着以内に入った馬の成績が(8-10-10-50)複勝率35%だが、前走6着以下の馬の成績は(2-0-0-20)複勝率9%と、成績に大きな差がある。

前走6着以下だった馬は、馬券に絡まない可能性が高いと考えて、中心となる馬は、前走5着以内の馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析④:血統

マイルCSは過去10年で見ると、ヘイルトゥリーズン系の活躍が目立っている。具体的には(8-6-9-49)複勝率31%と、頭数が多い中でも成績は優秀だ。

中心となる馬はヘイルトゥリーズン系の産駒から選びたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(6-5-7-21)
勝率15% 複勝率46%
単勝回収率66% 複勝回収率103%

複勝回収率は100%を超えている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。