【ホープフルS2022】予想・分析。好走率56%、複勝回収率約110%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2022年12月28日、中山競馬場でホープフルステークス(GⅠ/芝2000m)が行われる。ミッキーカプチーノ、ガストリック、ファントムシーフ、ハーツコンチェルト、セブンマジシャンらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回はホープフルSの好走条件について分析していく。

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予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析①:人気

ホープフルSはGⅠに昇格したのが2017年のため、該当データは過去5年と少ない。その中で11番人気以下の馬は全部で23頭いるが、1頭も馬券に絡んでいない。

2桁人気の馬は相応に厳しい結果のため、中心となる馬は、やはり10番人気以上の馬から選ぶのがよさそうだ。

■【予想】過去の傾向分析②:前走着差

また過去5年、馬券に絡んだ15頭のうち、13頭は前走勝ち馬。残り2頭が前走2着馬だが、2着馬2頭の時計は勝ち馬と同じタイムだった。

前走2着でも、勝ち馬から0秒1でも離された馬は、過去5年で1頭も馬券に絡んでいない。

中心となる馬は、前走勝ち馬、もしくは2着であり、勝ち馬と同じ時計で好走した馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析③:前走末脚

そして、過去5年で馬券に絡んだ15頭中、14頭が前走で上がり3ハロン2位以内の速いタイムを記録していた。近年の傾向から上がりの遅い馬は割引が必要といえる。

中心となる馬は前走上がり3Fの時計が最低でも2位以内の馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析④:誕生月

最後にホープフルSで馬券に絡んだ15頭は、いずれも1~4月産まれの馬。5月に産まれの出走馬は7頭いるが、いずれも馬券に絡んでいない。

2歳戦のため、勝つためには馬の早熟性も問われる。遅生まれとなる5月産まれの馬には不利なデータとなっている。

5月に産まれた馬は成長期間が短く、ここでは割引が必要と考え、中心となる馬は1~4月産まれ馬の中から選びたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(5-4-5-11)
勝率20% 複勝率56%
単勝回収率52% 複勝回収率113%

複勝回収率は優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。