【ホープフルS2022】予想・分析。好走率の下がる3つの消し条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2022年12月28日、中山競馬場でホープフルステークス(GⅠ/芝2000m)が行われる。ガストリック、ハーツコンチェルト、ファントムシーフ、フェイト、ミッキーカプチーノらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

予想して馬券を買う上で、できるだけ点数を絞った方が回収率に繋がっていく。どんな馬を「消し」にすればいいのか。消し条件を洗い出すことで、馬券に不要な馬を削り、狙いたい馬によりフォーカスを当てて馬券を買うことができるだろう。

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今回はホープフルSの消し条件について分析していく。

■【予想】過去の傾向分析①:血統面

ディープインパクト産駒がGⅡ時代から含めて4勝と猛威を振るった一方で、キングカメハメハ系の成績が思わしくない。すでに産駒がいないキングカメハメハ自身を除いた、キングカメハメハ系の成績は(1-0-0-8)で、勝利したのは2018年のサートゥルナーリアのみ。サートゥルナーリアは父ロードカナロア、母シーザリオ。母系のスタミナにロードカナロアのスピードが足され活躍した良血馬だった。

全体的にミスタープロスペクター系種牡馬との相性が良くない。評価を落としたほうが良さそうだ。

■【予想】過去の傾向分析②:前走着順

2歳の中距離王者を決めるレースなので、そこまで近走成績が悪い馬の出走がほとんどない。GⅡ時代も含め、過去8年間の前走勝ち馬の成績が(6-8-8-50)。勝ち馬の大半を占めており、2着も(2-0-0-7)と前走で連対していないと厳しい。

つまり、前走3着以下は(0-0-0-35)で一度も馬券に絡んでいない。昨年穴人気していたフィデルも4着。4着までは何頭かいるのだが、3着以内への壁がある。このことからも、前走で3着以下だった馬は消しで良いだろう。

■【予想】過去の傾向分析③:前走着差

前走着順で決定的なデータが出ていたので、前走着順についても考えてみる。こちらはもっとシビアなデータが出ている。前走2着に負けた馬で、勝った2頭に共通しているのは、前走はタイム差なしの敗戦で、クビ差以内の決着だったということだ。2着とはいえ、タイム差なしの2着でなければならないということが、過去のデータで出ている。

なので、0秒1差でも離された馬に関しては消しととらえ、基本的には前走勝ち馬のみで考えて良さそうだ。

これらのデータに該当している馬が直ちに「消し」というわけではないが、注意は必要だ。消しデータをかき消すほど能力が抜きん出ていると判断するか、好走条件に合致しているかを見極めて馬券の購入につなげていく必要がありそうだ。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。