【プロキオンS2022】展望・予想! 出走予定馬と人気、中心となる有力馬は?

Sporting News Japan Staff

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2022年7月10日、小倉競馬場でプロキオンS(GIII/ダート1700m)が行われる。JRAの発表によると、前走吾妻小富士ステークスを制したラーゴム、4歳の上がり馬サンライズウルス、歴戦の古豪サンライズノヴァ、そして前走芝のGI宝塚記念で2着のユニコーンライオンらが出走を予定。20頭が出走登録を行っている。

今回はプロキオンSの登録馬から勢力図を考察。人気の中心が予想される馬たちを中心に、レースを展望していく。

2022年 プロキオンSの展望・人気・予想

人気を集めそうなのがラーゴムだ。

デビュー戦では芝の2000mで勝利。その後きさらぎ賞で重賞初制覇を果たすと、皐月賞、日本ダービーにも出走しクラシック路線を歩んだ。しかし中日新聞杯13着、京都記念9着など大敗が続いたことから、2月にダートに転向。2走目となった前走の吾妻小富士Sでは斤量58キロを背負いながらOP勝利を果たし、一気に注目株に躍り出た。

サンライズウルスも人気を集めそうな一頭だ。

キャリアはまだ8戦と浅いが、すでに4勝を挙げるなど安定した成績を残している。前走の立夏ステークスでも3馬身差の快勝を収めた。武器はなんといっても終いの脚。キャリア8戦中7戦で上がり1位を記録している。自慢の末脚がここでも炸裂するか。

そして注目なのがユニコーンライオンだ。

前走はグランプリ宝塚記念で7番人気ながら2着に激走し、ファンをあっと言わせた。2走前には鳴尾記念で重賞初制覇を果たしている。芝でまだまだ活躍中の実績馬が、ダートに参戦するわけだ。

もっとも、ダート挑戦は今回が初ではない。キャリアで通算2度の経験がある。しかし、着順はそれぞれ15着と11着。いずれも大敗を喫している。

今回は宝塚記念での好走実績が評価され人気を集めるのか。それともダート実績がないことから控えめな人気になるのか。その角度からも注目の一頭と言えそうだ。

プロキオンSの日程、競馬場、コース

  • 2022年7月10日(日曜) 3回小倉4日
  • 第27回プロキオンステークスGⅢ
  • 3歳以上 オープン (国際)(指定)
  • 別定 コース:1,700メートル(ダート・右)

プロキオンSの出走予定登録馬一覧

馬名 負担金量 性齢 調教師名
アメリカンシード 56.0 牡5 藤岡 健一(栗東)
アルドーレ 56.0 牡7 西村 真幸(栗東)
アンセッドヴァウ 56.0 せん5 中竹 和也(栗東)
ヴェルテックス 58.0 牡5 吉岡 辰弥(栗東)
エアアルマス 57.0 牡7 池添 学(栗東)
エクレアスパークル 56.0 牡8 今野 貞一(栗東)
エブリワンブラック 56.0 牡5 武 幸四郎(栗東)
ゲンパチルシファー 56.0 牡6 佐々木 晶三(栗東)
サクラアリュール 56.0 牡7 村山 明(栗東)
サンライズウルス 56.0 牡4 安田 翔伍(栗東)
サンライズノヴァ 58.0 牡8 音無 秀孝(栗東)
トップウイナー 56.0 牡6 鈴木 孝志(栗東)
ニューモニュメント 56.0 牡6 小崎 憲(栗東)
ヒストリーメイカー 56.0 牡8 新谷 功一(栗東)
ミヤジコクオウ 56.0 牡5 川村 禎彦(栗東)
メイショウウズマサ 56.0 牡6 安田 隆行(栗東)
メイショウフンジン 56.0 牡4 西園 正都(栗東)
ユニコーンライオン 56.0 牡6 矢作 芳人(栗東)
ラーゴム 56.0 牡4 斉藤 崇史(栗東)
ロードレガリス 56.0 牡7 野中 賢二(栗東)

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。