【フェブラリーS2023】予想・分析。好走率36%、複勝回収率約280%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2023年2月19日、東京競馬場でフェブラリーステークス(GⅠ/ダート1600m)が行われる。レモンポップ、ドライスタウト、メイショウハリオ、スピーディキックらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回はフェブラリーSの好走条件について分析していく。

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予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析① 人気

フェブラリーSは過去10年で、11番人気以下の馬は全部で58頭いるが、2頭しか馬券に絡んでいない。

ただし、最下位人気となる16番人気の馬券絡みが2回もあり、4着も1回と、それなりの成績を残している。16番人気の馬に関しては、人気薄を理由に無条件で消すのは危険だ。

中心となる馬は、10番人気以上の馬、及び、最下位人気である16番人気馬から選ぶようにしたい。

■【予想】過去の傾向分析② 単勝オッズ

また、単勝オッズにも注目したい。大穴で狙いがちな、単勝オッズ30~99倍台の馬は、過去10年で46頭いるが1頭しか馬券に絡んでいない。

逆に単勝オッズ100倍を超える馬は、30頭に対して2頭馬券に絡んでいる。

穴馬を選ぶ際は、人気薄の中でも単勝30~99倍台の馬は無条件で消し、単勝100倍以上の超人気薄から選ぶようにしたい。

■【予想】過去の傾向分析③ 前走距離

また、過去10年で前走1200mのレースに出走し、本番に出走した馬は4頭いる。だが1頭も馬券に絡んでいない。

過去20年で見ても、対象馬は8頭に対し3着以内0頭。本番で400mを超える距離延長は、過去データから割引が必要な可能性がある。

中心となる馬は最低でも、前走1400m以上の距離を使った馬から選ぶようにしたい。

■【予想】過去の傾向分析④ 馬番

フェブラリーSでは、過去10年で馬番1、5、8、16番が一度も馬券に絡んでいない。

この中でも5、8番は偶然の可能性があるが、最内の1番と大外の16番は共に極端な馬番。1番、16番は展開面で不利な可能性がある。

中心となる馬は、当日馬番1番、及び16番を引いた馬以外から選ぶようにしたい。

■【予想】過去の傾向分析⑤ 当日馬体増減

最後にフェブラリーSで当日馬体重-10㎏以上の馬は、全部で8頭いるが馬券に絡んだのは1頭のみ、逆に当日馬体重+10㎏以上の馬は全部で6頭いるが、こちらは3頭が馬券に絡んでいる。

両者の成績には極端な差があり、フェブラリーSは-10㎏以上の大幅体重減の馬は、本番で不利な可能性がある。

中心となる馬を選ぶ際は当日の馬体増減にも注目し、-10㎏以上の体重減の馬は選ばないようにしたい。

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■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(10-9-9-49)
勝率13% 複勝率36%
単勝回収率409% 複勝回収率155%

複勝回収率は優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。


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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。