【フェアリーS2023】予想・分析。好走率34%、複勝回収率約160%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2023年1月9日、中山競馬場でフェアリーステークス(GⅢ/芝1600m)が行われる。エナジーチャイム、ヒップホップソウル、キタウイング、メイクアスナッチ、ミシシッピテソーロらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回はフェアリーSの好走条件について分析していく。

予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

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■【予想】過去の傾向分析① 人気

フェアリーSでは過去10年、3連単配当10万円以上が5回あり、波乱も期待できるレースだ。しかし、当日11番人気以下だった馬は、全部で60頭いるが、馬券に絡んだのは1頭と少ない。

逆に10番人気の馬は4頭と、人気薄ながら馬券に絡んだ数は多い。人気薄の馬は相応に厳しいが、10番人気までは警戒が必要だ。

そのため中心となる馬は、やはり10番人気以上の馬から選ぶのがよさそうだ。

■【予想】過去の傾向分析② キャリア

また過去10年、馬券に絡んだ30頭のうち、29頭は当日までの出走キャリア5戦以内の馬だった。キャリア6戦以上で馬券に絡んだのは、2015年1着のノットフォーマル1頭のみだ。

基本的にはクラシック前の3歳馬のため、使い過ぎは大きな割引となるが、当日までに6戦以上レースを使った馬は、割引が必要と考えてよいだろう。

中心となる馬は、最低でも出走キャリア5戦以内の馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析③ 馬番

過去10年、フェアリーSではどの枠も満遍なく馬券に絡んでいるが、馬番で見ると大外になる16番の馬は1頭も馬券に絡んでいない。

現行の1月開催となって以降、16番で出走した馬は全部で14頭いるが、馬券に絡んだのは2010年のテイラーバートン1頭のみ。こちらは当日1番人気に支持されていた。

今年もフルゲートで開催されるのであれば、大外枠となる16番は割引が必要と考え、中心となる馬は16番を除いた馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析④ 馬体重

最後に、フェアリーSでは過去10年で、馬体重が500㎏を超える大型馬が5頭出走しているが、いずれも馬券対象外となっている。

中山マイルでは小型馬よりも大型馬の成績が優秀。しかし3歳牝馬限定戦のフェアリーSは、キャリアが少ない馬同士の一戦となり、大型馬は不利な可能性がある。

中心となる馬は、当日馬体重が500㎏未満の馬から選びたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(9-10-10-56)
勝率10% 複勝率34%
単勝回収率192% 複勝回収率133%

優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。