【ファンタジーS2022】最新の予想オッズ! 人気の傾向や伏兵は?

Sporting News Japan Staff

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2022年11月5日、阪神競馬場でファンタジーステークス(GⅢ/芝1400m)が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。2歳牝馬限定重賞にアロマデローサ、ブトンドール、バレリーナ、ミカッテヨンデイイ、クインズエルサらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか。

各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。

■ファンタジーSの日程、競馬場・コース

2022年11月5日(土曜) 5回阪神1日
第27回KBS京都賞ファンタジーステークスGⅢ
2歳オープン(国際)牝(指定)馬齢 コース:1,400メートル(芝・右)

■最新予想オッズ・想定人気

1番人気 アロマデローサ 2.0倍
2番人気 ブトンドール 3.5倍
3番人気 バレリーナ 4.3倍
4番人気 ミカッテヨンデイイ 8.8倍
5番人気 クインズエルサ 16.8倍
6番人気 トゥーテイルズ 26.1倍
7番人気 サツマノオンナ 43.4倍
8番人気 シルフィードレーヴ 54.1倍
9番人気 エナジーチャイム 65.4倍
10番人気 ミスヨコハマ 68.9倍
11番人気 サラサハウプリティ 69.6倍
12番人気 コスモフーレイ 108.9倍
13番人気 リバーラ 114.6倍
14番人気 レッドヒルシューズ 123.2倍
15番人気 サイモンオリーブ 167.0倍
16番人気 シェーンプリマー 232.0倍
17番人気 マーブルマカロン 240.4倍

■オッズ・人気予想考察

2連勝中のアロマデローサが人気の中心だ。

前走のききょうステークス(OP)では中京芝1400mの2歳レコードを記録して勝利。血統面では、今年の秋華賞を制したスタニングローズと同じローザネイから続く薔薇一族の牝系だ。GⅠ勝利を果たした勢いのある血統ということも人気の要因と言えるだろう。のちにGⅠ馬となるプリモディーネ、ピースオブワールド、ラインクラフトでファンタジーSを3勝している福永祐一騎手が鞍上を予定している。

メンバー中唯一の重賞勝ち馬であるブトンドールにも注目が集まる。

函館で行われた新馬戦では、好位から上がり3ハロン(F)最速の末脚でデビュー勝ちを収めた。続く函館2歳ステークス(GⅢ)では、外枠から好スタートを決めるが、無理に前へ行かずに後方待機。4コーナーで加速して直線では逃げ粘るクリダームを猛追すると、ゴール手前で捉えて重賞初勝利を飾っている。2戦とも芝1200mのレースで馬場状態は稍重であった。1分11秒台での決着であったこともあり、距離延長や高速馬場への適応が好走のカギとなる。

小倉2歳ステークス(GⅢ)で2着になったバレリーナも有力視されている。

前走・小倉2歳Sは直線でロンドンプランに強襲され惜敗。過去10年の同ファンタジーSでは小倉2歳S組が3勝している。過去の小倉2歳S組のように、距離延長へ対応できるかが好走のポイントとなる。初騎乗となる川田将雅騎手が鞍上に予定されており、リーディングジョッキーの手腕に注目だ。

ミカッテヨンデイイはフェニックス賞(OP)で初勝利。前走の小倉2歳Sではスタート直後他馬に寄せられ、後方に下がる形となった。直線には入っても伸びを欠き10着。父イスラボニータは同コースで行われた阪神カップ(GⅡ)を勝利した実績がある。さらに産駒唯一の重賞勝ち馬であるプルパレイは、芝1400mで行われるファルコンステークス(GⅢ)を勝利している。芝1400mへの適性が高い種牡馬と推察される。距離延長での巻き返しが期待される。

以下、ききょうS2着のクインズエルサ、同コースで行われたりんどう賞(1勝クラス)で4着だったトゥーテイルズ、ひまわり賞(OP)の勝ち馬サツマノオンナらが続く形である。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。