2023年3月25日の日本時間深夜、ドバイのメイダン競馬場でドバイターフ(GⅠ/芝1800m)が行われる。JRAの発表によると、日本からは昨年の日本ダービー馬ドウデュース、昨年のマイルチャンピオンシップ覇者セリフォス、天皇賞(秋)3着のダノンベルーガ、3年連続でこのレース出走となるヴァンドギャルドらが参戦。日本馬4頭を含む16頭が出走を予定している。
今回はドバイターフの登録馬から勢力図を考察。予想オッズの上位となり人気を集めそうな有力馬を中心に、レースを展望していく。
■2023年ドバイターフの展望・人気・予想
まず注目を集めるのが年明け京都記念(GⅡ)を圧勝したドウデュースだ。
昨年はダービーを勝ち世代の頂点に立ったが、秋のフランスGⅠ・凱旋門賞では馬場も合わず19着の大敗となった。帰国後も年内は休養に専念し、迎えた年明けの京都記念では、3馬身半差の圧勝、改めてダービー馬の貫禄を示した形だ。2度目の海外遠征だが、前回と違いドバイターフは、同じくハーツクライを父を持つジャスタウエイが2014年にレコード勝ちしたレース。血統面の相性は同馬にとって追い風だ。
昨年マイルCSを勝ち、勢いにのるセリフォスも好走が期待できそうだ。
昨年4歳でマイルCS制覇後は休養に専念・春のGⅠ・安田記念を目標に、このレースをうこととなった。初の海外遠征や、1800mの距離延長への対応が鍵を握る。2歳GⅠの朝日杯フューチュリティステークス以来となるドウデュースとの対決にも注目だ。
ダノンベルーガは天皇賞(秋)3着からの逆転を狙う。
デビュー以降、GⅠタイトルこそ無いものの、天皇賞(秋)3着、ジャパンカップ5着と、国内一流古馬相手にも通用する実力を証明。キャリア6戦といまだ底を見せていない。今回は主戦の川田将雅騎手からモレイラ騎手へと乗り代わりとなるが、同馬のポテンシャルに加え、世界トップ騎手の手綱捌きに期待される。
今年で3度目の挑戦となるヴァンドギャルドは3度目の挑戦で好走に期待が集まる
一昨年2着、昨年は3着と、2年続けて好走した同馬。国内では2020年富士ステークス(GⅡ)勝利を最後に馬券に絡んでいないが、過去の実績から海外遠征、特に今回の舞台メイダン競馬場ドバイターフへの適性の高さは明らかだ。昨年と同じくバルザローナ騎手が騎乗し、さらに追い風となるだろう。
以下、昨年パンサラッサと同着でこのレースの覇者となったロードノース、昨年の5着馬サーバスカー、昨年サラトガダービー勝ち馬で、今年のドバイミレニアムSを勝った4歳馬ネーションズプライドらも海外勢として注目を集めるだろう。
■ドバイターフの日程、競馬場、コース
2023年3月26日(日曜) メイダン競馬場(アラブ首長国連邦)
第27回 ドバイターフ GⅠ
北半球産馬4歳以上、南半球産馬3歳以上 定量
コース:1800メートル(芝・左)
総賞金:5,000,000米ドル 1着賞金 2,900,000米ドル
発送時刻:日本時間3月26日(日曜)00時10分
(現地時間3月25日(土曜)19時10分)
■ドバイターフの出走予定登録馬一覧
※馬名、性齢、所属
アルファリーク セ6 IRE
ダノンベルーガ 牡4 JPN
ドウデュース 牡4 JPN
エルドラマ 牡5 IRE
グロリアスドラゴン セ8 IRE
ジュンコ セ4 GB
ロードノース セ7 IRE
マスターオブシザーズ セ5 IRE
ネーションズプライド 牡4 IRE
オーダーオブオーストラリア 牡6 IRE
リアルワールド セ6 IRE
セリフォス 牡4 JPN
シリアー セ7 IRE
シャールズスパイト 牡6 USA
サーバスカー セ7 IRE
ヴァンドギャルド 牡7 JPN
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