【チャンピオンズカップ2022】出走予定馬が発表! 予想オッズの上位、人気の中心となる出走馬は?

Sporting News Japan Staff

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2022年12月4日、中京競馬場でチャンピオンズカップ(GⅠ/ダ1800m)が行われる。JRAの発表によると、昨年の覇者テーオーケインズ、今年3月にドバイのメイダン競馬場で行われたUAEダービー(GⅡ)を制したクラウンプライド、前走のシリウスステークス(GⅢ)で重賞初勝利を果たしたジュンライボルト、同コース2戦2勝のグロリアムンディら18頭が出走登録を行っている。

今回はチャンピオンズCの登録馬から勢力図を考察。予想オッズの上位となり人気を集めそうな有力馬を中心に、レースを展望していく。

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■2022年チャンピオンズCの展望・人気・予想

昨年6馬身差をつけて勝利したテーオーケインズが連覇を狙う。

昨年はチュウワウィザード、インティ、カフェファラオ、ソダシらGⅠ馬を退けて、圧勝劇を演じた。これまでに19戦して3着を外したのは、右回りと初の海外遠征となったサウジカップ(GⅠ)の5回である。右回りは2021年帝王賞(JpnⅠ)などを制しているが、左回りの成績が安定している。中京コースは(3-0-1-0)と相性の良い舞台。前走・JBCクラシック(JpnⅠ)で、逃げたクラウンプライドを直線で捉えると一気に突き放して2馬身半差をつけて快勝した。3歳馬のクラウンプライドとの斤量差が2kg差から1kg差に縮まり、同馬に優位に働くことが考えられる。昨年の圧勝劇を再現する可能性は十分にあるだろう。

3歳馬クラウンプライドは逆襲をなるか。

UAEダービーでは好位外目でレースを進め、直線力強く脚を伸ばして先頭に立つと、後続に2馬身4分の3馬身差つけて海外重賞制覇。その後、アメリカのケンタッキーダービー(GⅠ)へ果敢に挑戦するも、結果13着に敗れた。帰国初戦の日本テレビ盃(JpnⅡ)では、7番人気のフィールドセンスに勝利をすくわれ2着。前走JBCクラシックは、テーオーケインズに力の差を見せつけられた形で2着に終わった。しかし、成長途上の3歳馬であり、叩き3戦目で状態が上向けば、逆転のチャンスはあるだろう。

ダート転向3戦目で重賞勝利を飾ったジュンライボルトにも勝機はあり。

デビュー以来芝で使われていたが、4歳夏にオープンクラスに昇級後、3戦して馬券圏内に入ることができなかった。今年7月に福島で行われたジュライステークス(L)で初ダートに挑戦すると、好位から直線しぶとい脚を見せて2着に入る。続くBSN賞でダート初勝利。前走シリウスSでは4コーナーで大外から加速していき、上がり3ハロン(F)最速の末脚で後続に4分の3馬身差をつける差し切り勝ちを収めた。2、3着馬は終始内ラチ沿いの経済コースを通っていただけに、着差以上の強さを見せたと言える。連勝中の勢いでGⅠタイトル奪取なるか。

グロリアムンディは昨年12月にダート転向後、破竹の4連勝。前々走のアンタレスステークス(GⅢ)で、東京大賞典4連覇中のオメガパヒュームに差されて2着に敗れた。しかし、1、3、4着馬は後方から差してきた馬で、馬場傾向に反して先行した同馬は負けて強しの内容だった。前走は芝GⅠの宝塚記念に出走し12着と大敗するが、度外視しても良いだろう。今回は、宝塚記念以来5カ月ぶりの実戦となる。中京ダート1800mは2戦2勝。得意の舞台で力を発揮できるか注目だ。

以下、今年のジャパンダートダービー(JpnⅠ)を制したノットゥルノ、昨年6着からの雪辱を狙うオーヴェルニュ、これまでダート1600m以下を使われ今回が初めてのダート1800m戦となるシャマルらダート中距離界の頂点の座を狙う精鋭が集結した。

■チャンピオンズCの日程、競馬場、コース

2022年12月4日(日曜) 6回中京2日
第23回チャンピオンズカップGⅠ
3歳以上 オープン(国際)(指定)定量
コース:1,800メートル(ダート・左)
本賞金:12000,4800,3000,1800,1200万円

■チャンピオンズCの出走予定登録馬一覧

※馬名、負担斤量、性齢、調教師名 

オーヴェルニュ 57.0 牡6 西村真幸(栗東)
クラウンプライド 56.0 牡3 新谷功一(栗東)
グロリアムンディ 57.0 牡4 大久保龍志(栗東)
ケイアイパープル 57.0 牡6 村山明(栗東)
サクラアリュール 57.0 牡7 村山明(栗東)
サンライズノヴァ 57.0 牡8 音無秀孝(栗東)
サンライズホープ 57.0 牡5 羽月友彦(栗東)
シャマル 57.0 牡4 松下武士(栗東)
ジュンライトボルト 57.0 牡5 友道康夫(栗東)
スマッシングハーツ 57.0 牡6 新谷功一(栗東)
タガノビューティー 57.0 牡5 西園正都(栗東)
テーオーケインズ 57.0 牡5 高柳大輔(栗東)
ノットゥルノ 56.0 牡3 音無秀孝(栗東)
ハピ 56.0 牡3 大久保龍志(栗東)
バーデンヴァイラー 57.0 牡4 斉藤崇史(栗東)
ラーゴム 57.0 牡4 斉藤崇史(栗東)
レッドガラン 57.0 牡7 安田隆行(栗東)
レッドソルダード 57.0 セ4 奥村豊(栗東)

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。