2022年12月4日、中京競馬場でチャンピオンズカップ(GⅠ/ダート1800m)が行われる。テーオーケインズ、クラウンプライド、ジュンライトボルト、グロリアムンディ、ノットゥルノらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。
今回はチャンピオンズCの好走条件について分析していく。
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予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。
今回は中京同コースで開催された過去8年のデータを参照する。
■【予想】過去の傾向分析①:人気
チャンピオンズCは過去8年で、11番人気以下の馬は45頭いるが、馬券に絡んだのは2頭のみだ。
安定感という点から中心となる馬は、やはり10番人気以上の馬から選ぶのがよさそうだ。
※以降のデータはすべて11番人気以下の人気薄を除外して集計。10番人気以内にのみ絞って考察
■【予想】過去の傾向分析②:馬番
チャンピオンズCは外枠不利の傾向が目立つ。具体的には馬番14番以降の外目の馬は、人気馬を含め1頭も馬券に絡んでいない。
外枠は大幅な割引が必要と考え、中心となる馬は馬番13番以内の馬から選びたい。
■【予想】過去の傾向分析③:前走人気
同じく馬券に絡んだ馬は前走5番人気以上に支持されており、前走の人気が6番人気以下だった馬は、過去8年で1頭も馬券に絡んでいない。
過去データから前走6番人気以下の馬は、馬券に絡まない可能性が高いと考えて、中心となる馬は、前走5番人気以上の馬から選びたい。
■【予想】過去の傾向分析④:前走4角位置
前走後方脚質の馬、具体的には前走で4コーナーの位置が10番手以下で通過し、本番で馬券に絡んだのは2015年のノンコノユメ1頭のみだ。
チャンピオンズカップは後方脚質の馬も馬券に絡むが、前走が後方脚質だった馬は本番で結果を出せていないことがデータからわかる。
中心となる馬は最低でも前走4角位置が1桁着順の馬から選びたい。
■【予想】過去の傾向分析⑤:前走JBCクラシック勝ち馬
JBCクラシック(JpnⅠ)は本番では理想の前哨戦だが、このレースを勝った馬は過去8年で6頭出走。馬券に絡んだのは2016年のアウォーディー1頭のみだ。
むしろデータ的に狙えるのは、JBCクラシックの勝ち馬よりも、同レース2~4着馬の方が、(4-1-2-10)と成績は優秀だ。
上位人気に支持される可能性が高いが、JBCクラシックの勝ち馬が出走した場合は、思い切って消したい。
■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?
他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……
(7-6-7-30)
勝率14% 複勝率40%
単勝回収率115% 複勝回収率143%
非常に優秀な成績となっている。
今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。
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