【チャンピオンズカップ2022】予想・分析。好走率の下がる3つの消し条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2022年12月4日、中京競馬場でチャンピオンズカップ(GⅠ/ダート1800m)が行われる。オーヴェルニュ、クラウンプライド、グロリアムンディ、ジュンライトボルト、テーオーケインズらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

予想して馬券を買う上で、できるだけ点数を絞った方が回収率に繋がっていく。どんな馬を「消し」にすればいいのか。消し条件を洗い出すことで、馬券に不要な馬を削り、狙いたい馬によりフォーカスを当てて馬券を買うことができるだろう。

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今回はチャンピオンズCの消し条件について分析していく。

■【予想】過去の傾向分析①:血統面

キングカメハメハ系やゴールドアリュール系が強いのは、広く知られているところ。その他の種牡馬では大きな偏りはないだが、出走数は少ないながら過去8年で一度も馬券に絡んでいないのは、ハーツクライ産駒(0-0-0-3)である。

また、高速ダートでは鬼のような存在のエーピーインディ系であるが、これも成績としては(1-0-0-12)と奮わない。1勝したのは昨年のテーオーケインズ。昨年の内容を見れば本馬は除外してよさそうだが、他のエーピーインディ系種牡馬の産駒は軽視した方が良いだろう。

また、母父はノーザンダンサー系、ロベルト系の成績が良くない。ただし、ノーザンダンサー系に関しては、ヴァイスリージェントやストームキャットが入っていれば好成績を挙げている。母父にも注目してみた方が良さそうだ。

■【予想】過去の傾向分析②:前走4角位置

ダートは馬場状態や展開にもよるが、基本的には芝以上に先行有利になり、上級条件になればその傾向は強まる。

このレースにおいては、前走4角位置が10番手以下の馬のこのレースの成績が(0-1-0-29)で、2015年2着のノンコノユメ以外は馬券圏外となっている。この時のノンコノユメは3歳で、ジャパンダートダービーや武蔵野ステークスを含めて4連勝中で、3番人気に推されていた。

明らかな勢いがあるような馬なら勢いで差し込んでこともできそうだが、基本的には厳しいと考えた方が良さそうだ。

■【予想】過去の傾向分析③:枠順

過去8年で1枠と7枠、8枠で勝ち馬が出ていないが、1枠は(0-2-2-10)、7枠は(0-3-1-12)。2着までには来ているが、8枠は(0-0-0-15)と全馬馬券対象外だ。このコースは向こう正面半ばから下り坂になっており、3、4コーナーは外に膨れやすい。8枠の馬は外々を回されやすく、コースロスが多くなりやすいのが要因だろう。

8枠に入った馬は無条件で消しにしても良さそうだ。

これらのデータに該当している馬が直ちに「消し」というわけではないが、注意は必要だ。消しデータをかき消すほど能力が抜きん出ていると判断するか、好走条件に合致しているかを見極めて馬券の購入につなげていく必要がありそうだ。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。