2022年12月3日、阪神競馬場でチャレンジカップ（GⅢ／芝1800m）が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。ソーヴァリアント、ヒンドゥタイムズ、ビーアストニッシド、サンレイポケット、ルビーカサブランカらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか。
各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。
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■チャレンジCの日程、競馬場・コース
2022年12月3日（土曜） 6回阪神1日
第73回チャレンジカップGⅢ
3歳以上 オープン（国際）（特指）別定 コース：2,000メートル（芝・右）
■最新予想オッズ・想定人気
1番人気 ソーヴァリアント 1.7倍
2番人気 ヒンドゥタイムズ 5.0倍
3番人気 ビーアストニッシド 6.7倍
4番人気 サンレイポケット 8.4倍
5番人気 ルビーカサブランカ 16.1倍
6番人気 ブラヴァス 17.4倍
7番人気 レッドベルオーブ 18.6倍
8番人気 エヒト 25.9倍
9番人気 ディアマンミノル 45.7倍
10番人気 エアファンディタ 57.1倍
11番人気 アルジャンナ 79.1倍
12番人気 メイショウテンゲン 91.9倍
13番人気 ニホンピロスクーロ 123.0倍
14番人気 タイセイモンストル 150.8倍
15番人気 パトリック 195.0倍
■オッズ・人気予想考察
昨年の覇者ソーヴァリアントが人気の中心だ。
前走・オールカマー（GⅡ）は13着と大敗したが、レース中に心房細動を発症していた。今回は立て直しのレースとなる。昨年は後続に3馬身半差をつけて完勝。2着以下には今年のエリザベス女王杯を制したジェラルディーナ、マイルチャンピオンシップを勝利したペルシアンナイト、重賞で好走を続けるヒートオンビートがいただけに価値ある勝利だったと言える。昨年と同様、C.ルメール騎手が鞍上を予定しており、連覇への期待が高まっている。
ヒンドゥタイムズは初重賞勝利なるか。
一昨年の3着馬で、これまで芝2000mを中心に使われてきた。去勢明けとなった今年初戦の小倉記念（GⅢ）で2着に好走。前走・京都大賞典（GⅡ）では初の芝2400mで4着と対応してみせた。重賞では惜しい競馬が続いているが、得意の阪神芝2000mで初タイトルの獲得を狙う。
3歳馬ビーアストニッシドも有力な1頭だ。
今年のスプリングステークス（GⅡ）を制し、3歳クラシック路線を完走した。結果的には3戦とも2桁着順であったが、強い3歳馬との対戦経験が活かされれば、古馬相手にも通用すると考えられる。同コースは昨年の京都2歳ステークス（GⅢ）で逃げ粘り2着と好走している。自慢の先行力をみせて、重賞2勝目を目指す。
サンレイポケットは直近2走で函館記念（GⅢ）5着、新潟記念（GⅢ）8着の結果。どちらもトップハンデを背負っていた。前者は内枠有利で外枠、後者は外枠有利で内枠に入り、ハンデや馬場傾向に泣かされた形だ。しかし、3走前の鳴尾記念（GⅢ）では、先週のジャパンカップ（GⅠ）で3着に好走したヴェルトライゼンデに0秒1差の3着と肉薄しており、7歳にして衰えは見せていない。ここで重賞2勝目を飾り、もう一花咲かせたいところだろう。今回は初騎乗となる和田竜二騎手を鞍上に予定している。
以下、今年の愛知杯（GⅢ）を制したルビーカサブランカ、一昨年の同競走2着馬で前走オクトーバーステークス（L）4着と復調の兆しを見せたブラヴァス、2走前の小倉日経オープン（OP）で大逃げをして久しぶりの勝利を飾ったレッドベルオーブらが続く形である。
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