【チャレンジカップ2022】出走予定馬が発表! 予想オッズの上位、人気の中心となる出走馬は?

Sporting News Japan Staff

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2022年12月3日、阪神競馬場でチャレンジカップ(GⅢ/芝2000m)が行われる。JRAの発表によると連覇がかかるソーヴァリアント、重賞初制覇を狙うヒンドゥタイムズ、今年重賞で3着2回と活躍を続ける7歳馬サンレイポケット、今年の愛知杯(GⅢ)を制したルビーカサブランカら、15頭が出走登録を行っている。

今回はチャレンジCの登録馬から勢力図を考察。予想オッズの上位となり人気を集めそうな有力馬を中心に、レースを展望していく。

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■2022年チャレンジCの展望・人気・予想

ソーヴァリアントは、前走大敗から巻き返しを狙う。

昨年は先行策から直線で上がり3ハロン(F)最速となる33秒9の脚で後続を突き離し、3馬身半差をつけて完勝。古馬になってからのさらなる活躍を期待された。しかし、今年2月に右後肢骨折が判明し、長期休養を余儀なくされた。復帰後初戦となったオールカマー(GⅡ)は13着に敗れたが、レース中に心房細動を発症。今回は状態面が好走のポイントになるだろう。

2年前の3着馬ヒンドゥタイムズは、初重賞タイトルを目指す。

小倉記念(GⅢ)2着、京都大賞典(GⅡ)4着と重賞で好走を続けている。京都大賞典を勝ったヴェラアズールは、先週ジャパンカップ(GⅠ)を制している。強敵相手に加え、初めての2400mだっただけに上々の結果だったと言えるだろう。阪神芝2000mは(2-1-1-0)と得意の舞台。2年前の同競走でコンビを組んだ武豊騎手を鞍上に予定している。名手を背に、2年前に獲得できなかった重賞タイトル奪取を狙う。

GⅠで4着2回の実績があるサンレイポケットにも、チャンスは十分にある。

昨年の秋はGⅠの天皇賞(秋)・ジャパンCで、連続10番人気4着と激走した。今年は京都記念(GⅡ)、鳴尾記念(GⅢ)の各レースでメンバー中2、1位の上がり3Fタイムを記録して3着に入った。両レースとも2カ月半の休養明けの実戦だった。戦績からリフレッシュした状態で、力を発揮したと考えられる。今回も新潟記念(GⅡ)以来、約2カ月半ぶりのレース。自慢の切れ味を見せて好走なるか注目だ。

紅一点のルビーカサブランカは牡馬一蹴なるか。今年1月のGⅢ・愛知杯では、7番人気と低評価ながら、軽ハンデを活かして後方から差し切って重賞初タイトルを獲得。それ以降は、牝馬重賞を5戦使われてきた。馬券圏内には入れていないが、クイーンステークス4着、福島牝馬ステークス5着とGⅢで掲示板内を確保。後方待機から末脚が決まる展開になれば、上位に食い込む可能性は十分にあると考える。

以下、約2年ぶりの重賞制覇を目指すレッドベルオーブ、去勢後2戦目で変わり目が期待されるアルジャンナ、2戦続けて4着と復調気配を見せる2年前の2着馬ブラヴァスら大舞台への出走に向け、中距離での活躍馬が集結した。

■チャレンジCの日程、競馬場、コース

2022年12月3日(土曜) 6回阪神1日
第73回チャレンジカップGⅢ
3歳以上 オープン(国際)(特指)別定
コース:2,000メートル(芝・右)
本賞金:4300,1700,1100,650,430万円

■チャレンジCの出走予定登録馬一覧

※馬名、負担斤量、性齢、調教師名

アルジャンナ 56.0 セ5 奥村豊(栗東)
エアファンディタ 56.0 牡5 池添学(栗東)
エヒト 56.0 牡5 森秀行(栗東)
サンレイポケット 56.0 牡7 高橋義忠(栗東)
ソーヴァリアント 56.0 牡4 大竹正博(美浦)
タイセイモンストル 56.0 牡5 矢作芳人(栗東)
ディアマンミノル 56.0 牡5 本田優(栗東)
ニホンピロスクーロ 56.0 セ5 服部利之(栗東)
パトリック 56.0 牡6 岡田稲男(栗東)
ヒンドゥタイムズ 56.0 セ6 斉藤崇史(栗東)
ビーアストニッシド 56.0 牡3 飯田雄三(栗東)
ブラヴァス 56.0 牡6 友道康夫(栗東)
メイショウテンゲン 56.0 牡6 池添兼雄(栗東)
ルビーカサブランカ 54.0 牝5 須貝尚介(栗東)
レッドベルオーブ 56.0 牡4 藤原英昭(栗東)

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。