2023年2月18日、東京競馬場でダイヤモンドステークス(GⅢ/芝3400m)が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。ミクソロジー、シルブロン、アスクワイルドモア、ヴェローチェオロらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか。
各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。
■ダイヤモンドSの日程、競馬場・コース
2023年2月18日(土曜) 1回東京7日
第73回ダイヤモンドステークスGⅢ
4歳以上 オープン(国際)(特指)ハンデ コース:3,400メートル(芝・左)
■最新予想オッズ・想定人気
1番人気 ミクソロジー 2.7倍
2番人気 シルブロン 3.7倍
3番人気 アスクワイルドモア 5.4倍
4番人気 ヴェローチェオロ 6.6倍
5番人気 ウインキートス 8.0倍
6番人気 スタッドリー 18.0倍
7番人気 レクセランス 18.6倍
8番人気 タイセイモナーク 30.8倍
9番人気 マリノアズラ 33.7倍
10番人気 ベスビアナイト 46.0倍
11番人気 トーセンカンビーナ 57.5倍
12番人気 メイショウテンゲン 70.5倍
13番人気 ヒュミドール 80.0倍
14番人気 カウディーリョ 131.5倍
15番人気 トラストケンシン 136.5倍
16番人気 キスラー 181.7倍
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■オッズ・人気予想考察
前走で万葉ステークス(OP)を勝利した4歳馬ミクソロジーが人気の中心だ。
条件戦を2連勝して挑んだ万葉Sは、後続に2馬身差をつけて完勝。格上挑戦で斤量53kgでの出走が優位に働いたとはいえ、しっかり勝ち切ったことは収穫と言えるだろう。前走の勝利で今回は56kgとハンデが見込まれた。同馬にとって試金石の一戦。先週の京都記念(GⅡ)は1~3着までを4歳馬が独占した。強い4歳世代がここでも猛威をふるうか。
昇級初戦となるシルブロンの走りにも注目だ。
C.ルメール騎手とのコンビで2勝・3勝クラスを連勝し、オープン入りを果たした。今回もルメール騎手が継続騎乗の予定。半兄には国内のGⅢを3連勝後、オーストラリアのコーフィルドカップで海外G1勝利を挙げたメールドグラースがいる血統だ。兄も条件戦を連勝して、海外GⅠの舞台へかけ上がった。偉大な兄に続く重賞制覇を狙う。父は2011年のGⅠ・天皇賞(秋)で日本レコードを記録して優勝したトーセンジョーダン。産駒は重賞未勝利であり、今回はタイトル獲得の最大のチャンスだ。
アスクワイルドモアは重賞馬の意地を見せたいところだ。
昨年5月に行われた京都新聞杯(GⅡ)では、のちに有馬記念(GⅠ)で2着入るボルドグフーシュを抑えて重賞初勝利を飾った。しかし、京都新聞杯以降は凡走が続いている。前走・中日新聞杯(GⅢ)では大外18番枠やプラス12kgと馬体重を大きく増やした影響もあったか、直線で脚がなくなり18着となった。今回は仕切り直しの一戦。田中勝春騎手との新コンビで新味を出せるか注目だ。
ヴェローチェオロは昨年3番人気5着と悔しい結果に終わった。その後、ドバイに遠征し、ドバイゴールドカップ(GⅡ)では7着。今回は遠征以来、約11ヵ月ぶりのレースとなる。久しぶりで芝3400m戦となり、状態面が好走のポイントと言えるだろう。
以下、牝馬で斤量55kgと実質トップハンデとなったウインキートス、昨年の雪辱を狙うレクセランス、J.モレイラ騎手が鞍上予定のスタッドリーらが続く形である。
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