【ダイヤモンドS2023】出走予定馬が発表! 予想オッズの上位、人気の中心となる出走馬は?

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2023年2月18日、東京競馬場でダイヤモンドステークス(GⅢ/芝3400m)が行われる。JRAの発表によると、前走・万葉ステークス(OP)を完勝したミクソロジー、条件戦を2連勝してオープンクラスに昇格したシルブロン、2021年目黒記念(GⅡ)の覇者ウインキートス、昨年の1番人気9着の雪辱を狙うレクセランスら16頭が出走登録を行っている。

今回はダイヤモンドSの登録馬から勢力図を考察。予想オッズの上位となり人気を集めそうな有力馬を中心に、レースを展望していく。

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■2023年ダイヤモンドSの展望・人気・予想

ミクソロジーはここを勝利して長距離戦線での活躍を目指す。

1勝・2勝クラスを連勝後、格上挑戦で万葉Sに出走した。5頭の先頭集団が後続を離す展開になり、同馬は2番手集団で折り合いながら追走。3コーナーで徐々に進出を開始すると、直線で逃げ粘る2着タイセイモナークを捉え2馬身差をつけて勝利を飾った。東京は初参戦だが、(3-0-1-1)と好成績を挙げており、400m距離延長を克服できれば、いきなり重賞タイトルを獲得してもおかしくないだろう。

シルブロンは昇級初戦で能力の高さを見せられるか。

デビューから芝1800~2000mのレースを使われてきたが、なかなか1勝クラスを勝ち上がれなかった。しかし、昨年4月の東京芝2400mの1勝クラスで長距離適正を見せて、差し切り勝ち。2勝クラスの阿賀野川特別2着を挟み、本栖湖特別、グレイトフルステークスと条件戦を連勝してオープンクラス入りした。前走・グレイトフルSは重賞でも好走実績のあるヴェローナシチーをゴール直前で交わしている。レース後、鞍上のC.ルメール騎手は「長い距離でいい馬になれます。楽しみです」と語っていた。名手からも長距離適正を評価されていることからも期待が持てる一戦だ。

前走後、引退を撤回したウインキートスは有終の美を飾れるか。

前走の中山金杯(GⅢ)で引退する予定だったが、14着と大敗した。この結果から引退を撤回して、ラストランを本競走に変更した。東京芝2500mのハンデ戦・目黒記念で2021年優勝、2022年3着と実績を残している。同じ東京のハンデ戦で一変を狙う。昨年の天皇賞(春)(GⅠ)を制した横山和生騎手を鞍上に予定し、有終の美で繁殖生活を迎えたいところだろう。

レクセランスは昨年1番人気で9着と悔しい思いをした。その後、種子骨靭帯に炎症が見られ休養を余儀なくされる。復帰戦は脚元を考慮してか、ダートのブラジルカップ(L)を選択。13着に敗れたが、無事に復帰戦を完走した。前走・万葉Sは直線で鋭い末脚を繰り出して4着と復調の気配を見せた。昨年の悔しさを晴らし、重賞初制覇を目指す。

以下、京都新聞杯(GⅡ)の勝ち馬アスクワイルドモア、ドバイゴールドカップ(GⅡ)7着以来の実戦となるヴェローチェオロ、アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)6着から巻き返しを狙うスタッドリーらスタミナ自慢のメンバーが過酷な長距離ハンデ戦に挑む。

■ダイヤモンドSの日程、競馬場、コース

2023年2月18日(土曜) 1回東京7日
第73回ダイヤモンドステークスGⅢ
4歳以上 オープン(国際)(特指)ハンデ
コース:3,400メートル(芝・左)
本賞金:4300,1700,1100,650,430万円

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■ダイヤモンドSの出走予定登録馬一覧

※馬名、性齢、調教師名

アスクワイルドモア 牡4 藤原 英昭(栗東)
ウインキートス 牝6 宗像 義忠(美浦)
ヴェローチェオロ 牡5 須貝 尚介(栗東)
カウディーリョ 牡7 堀 宣行(美浦)
キスラー 牡7 池江 泰寿(栗東)
シルブロン 牡5 稲垣 幸雄(美浦)
スタッドリー 牡5 奥村 豊(美浦)
タイセイモナーク 牡7 西村 真幸(栗東)
トラストケンシン 牡8 高橋 文雅(美浦)
トーセンカンビーナ 牡7 加藤 征弘(美浦)
ヒュミドール セ7 小手川 準(美浦)
ベスビアナイト セ6 国枝 栄(美浦)
マリノアズラ 牝5 小手川 準(美浦)
ミクソロジー 牡4 辻野 泰之(栗東)
メイショウテンゲン 牡7 池添 兼雄(栗東)
レクセランス 牡6 池添 学(栗東)


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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。