【ターコイズS2022】出走予定馬が発表! 予想オッズの上位、人気の中心となる出走馬は?

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2022年12月17日、中山競馬場でターコイズステークス(GⅢ/芝1600m)が行われる。JRAの発表によると、昨年の覇者ミスニューヨーク、今年の福島牝馬ステークス(GⅢ)を制したアナザーリリック、条件戦を3連勝してOPクラス入りしたママコチャ、前走・オーロカップ(L)を勝利したウインシャーロットら、20頭が出走登録を行っている。

今回はターコイズSの登録馬から勢力図を考察。予想オッズの上位となり人気を集めそうな有力馬を中心に、レースを展望していく。

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■2022年ターコイズSの展望・人気・予想

ミスニューヨークは連覇を狙う。

昨年の同競走は、出遅れて最後方からのレース。4コーナーで大外を回して、最後は鋭い末脚で一気に他馬を抜き去り、重賞初制覇を飾った。前走・同コースで行われた京成杯オータムハンデ(GⅢ)では、牡馬を相手に3番人気で出走。4着と敗れはしたが、5番手でレースを進め、上がり3ハロン2位の末脚で勝ったファルコニアを0秒1差まで追い詰めた。中山コースは6回走って、全て5着以内に入っている。得意の競馬場で末脚を炸裂させ連覇なるか。

アナザーリリックは重賞2勝目を目指す。

初ダート挑戦となった前走JBCレディスクラシック(JpnⅠ)では、スタートで立ち遅れ後方からの競馬となった。直線に向いても前との差は縮まらず、大きく離された7着に敗れている。しかし初ダートで一線級との対戦であったことから、前走の結果は度外視しても良いだろう。1戦叩いて上昇が見込まれ、芝に戻る今回は本領発揮できると考えられる。同コースは昨年アネモネステークス(OP)を勝利した舞台。この時は、3、4コーナー中間地点から外からまくっていき、直線に入っても力強く脚を伸ばして勝ちを収めた。アネモネS以来の中山参戦で重賞2勝目を目指す。

3歳馬ママコチャは連勝の勢いで重賞タイトル奪取だ。

同馬は白毛馬ソダシの全妹。毛色は鹿毛だが、姉と同じく高いマイル適性を示している。2走前の新潟芝1600mで行われた豊栄特別(2勝クラス)では、後続に3馬身半差をつけ1分31秒7の好タイムで勝利。前走、中京芝1600mの納屋橋ステークス(3勝クラス)では、2番手から直線インを強襲して先頭を抜き去り3連勝を飾った。これまでの4勝は全て松山弘平騎手とのコンビ。今回も松山騎手が鞍上を予定している。相性の良いコンビであっさりと重賞タイトルを獲得してもおかしくない。

ウインシャーロットは前走オーロCでリステッド初勝利を飾った。内枠から絶好のスタートを決め、2着になったメイショウチタンに先頭を譲り2番手で追走。直線に入るとそのメイショウチタンと長い競り合いとなったが、ゴール前でクビ差抜け出して勝利を収めた。これまでに13戦して全て4着以内と堅実な走りを見せている。同コースは(0-3-1-0)と勝ち切れてはいないが、軽視できない1頭と言えるだろう。

以下、3月に行われたフィリーズレビュー(GⅡ)の勝ち馬サブライムアンセム、フローラステークス(GⅡ)の覇者エリカヴィータ、フラワーカップ(GⅢ)1着・中山牝馬ステークス(GⅢ)2着と中山重賞の実績を持つアブレイズら、牝馬限定のハンデ重賞に好メンバーが集結した。

■ターコイズSの日程、競馬場、コース

2022年12月17日(土曜)5回中山5日
第8回ターコイズステークスGⅢ
3歳以上 オープン(国際)牝(特指)ハンデ
コース:1,600メートル(芝・右 外)
本賞金:3800,1500,950,570,380万円

■ターコイズSの出走予定登録馬一覧

※馬名、性齢、調教師名

アナザーリリック 牝4 林徹(美浦)
アブレイズ 牝5 池江泰寿(栗東)
ウインシャーロット 牝4 和田正一郎(美浦)
エイシンチラー 牝4 田中剛(美浦)
エリカヴィータ 牝3 国枝栄(美浦)
サブライムアンセム 牝3 藤原英昭(栗東)
シャドウディーヴァ 牝6 斎藤誠(美浦)
シャーレイポピー 牝4 石坂公一(栗東)
スカイグルーヴ 牝5 木村哲也(美浦)
ニシノラブウインク 牝3 小手川準(美浦)
フィアスプライド 牝4 国枝栄(美浦)
フィオリキアリ 牝5 清水久詞(栗東)
フェルミスフィア 牝5 木村哲也(美浦)
フラーズダルム 牝4 松永昌博(栗東)
ママコチャ 牝3 池江泰寿(栗東)
ミスニューヨーク 牝5 杉山晴紀(栗東)
ライティア 牝5 池添学(栗東)
ラヴユーライヴ 牝5 矢作芳人(栗東)
レイハリア 牝4 田島俊明(美浦)
ローザノワール 牝6 西園正都(栗東)

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。