【セントウルS2022】予想・分析。好走率75%、回収率約120%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2022年9月11日、中京競馬場でセントウルステークス(GⅡ/芝1200m)が行われる。メイケイエール、ソングライン、サンライズオネスト、ダディーズビビッド、ボンボヤージらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回はセントウルSの好走条件について分析していく。

予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析①:人気

セントウルSは阪神開催も含む過去10年で1番人気馬が全て馬券に絡んでおり、人気サイドの決着が強い。

逆に11番人気以下の馬は49頭中馬券に絡んだのは2頭のみで、過去10年で11番人気以下の馬の勝ち馬はいない。

馬券の中心となる馬は、最低でも10番人気以内の馬から選ぶのがよさそうだ。

※以降のデータはすべて11番人気以下の人気薄を除外して集計。10番人気以内にのみ絞って考察

■【予想】過去の傾向分析②:枠順

過去10年の開催で4、8枠の複勝率は40%を超えており非常に優秀だ。

セントウルSは2020年からは中京で開催されているが、中京で開催された2年間も4、8枠の2頭が馬券対象になっている。

過去データから枠順で有利な点を考えると、中心となる馬は4枠、8枠から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析③:前走位置取り

中京競馬場で開催された2年間の馬券対象馬6頭全てが、前走の4角で7番手以内に位置していた。

過去2年と件数は少ないが、中京芝1200mでは4角の位置取りが重要と考え、先行力のない馬は割引が必要といえる。

ここは前走の4角の位置取りは7番手以内の馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析④:前走着順

中京で開催された過去2年に限れば、前走5着以内の馬よりも、5着未満の馬の巻き返しが目立つ結果となっている。

具体的には馬券対象になった6頭のうち、4頭は前走が6着以下に敗れている。

こちらも件数は少ないが、前走掲示板を外した馬よりも、前走着順が掲示板以内の馬が狙い目といえる。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「半年以上の休み明け」や「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(2-0-1-1)
勝率50% 複勝率75%
単勝回収率122% 複勝回収率102%

非常に優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。