【スワンS2022】予想・分析。好走率40%、複勝回収率143%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2022年10月29日、阪神競馬場でスワンステークス(GⅡ/芝1400m)が行われる。サブライムアンセム、スカイグルーヴ、ダイアトニック、マテンロウオリオン、ロータスランドらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回はスワンステークスの好走条件について分析していく。

■【予想】過去の傾向分析①:年齢

過去10年の勝ち馬は3~5歳馬で、3歳馬と5歳馬が4勝ずつ。昨年2着馬のサウンドキアラは6歳だったが、阪神競馬場が得意な馬だった。

6歳馬では、阪神競馬場を得意としている馬の好走例はあるが、基本的には3~5歳馬で狙っていきたいところだ。

■【予想】過去の傾向分析②:血統面

ディープインパクト系、キングカメハメハ系といった、日本の主流血統馬の成績が優秀。今年と同様の阪神開催だった去年も、上位3頭の父はディープインパクト、ディープインパクト、キングカメハメハというものだった。

そのほかにはダイワメジャー産駒も成績が良い。昨年の僅差の4着ルークズネストはモーリス産駒で、このあたりにも注目した方が良いだろう。

■【予想】過去の傾向分析③:前走クラス

昇級馬の成績は(1-0-1-13)で、勝利したのは3歳馬のサングレーザーだった。上位人気で馬券圏外になった馬も多く、成長の見込める3歳馬でなければ、基本的には割引の方が良さそうだ。

また、前走がGⅠだった馬は(3-5-5-30)で複勝率30%。これは前走クラスや格の中でも一番成績が良い。前走GⅠの馬は特に注目してみると良さそうだ。

■【予想】過去の傾向分析④:前走距離

距離延長の成績は(1-3-2-47)で、馬券に絡んだ馬のほとんどは、GⅠのスプリンターズステークスか、京都芝1200mのオパールステークス。スプリンターズS組はレースレベルが下がったことで好走できたもので、オパールSに関しては京都巧者がそのまま京都で好走したものと考えられる。

阪神開催の昨年、距離延長した馬は馬券に絡んでおらず、4番人気でスプリンターズSから挑んだクリノガウディーは15着に敗れた。距離延長組や同距離で挑む組よりは割引といえるだろう。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「半年以上の休み明け」や、「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(7-4-4-23)
勝率18.4% 複勝率39.5%
単勝回収率480% 複勝回収率143%

となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。