【ステイヤーズS2022】出走予定馬が発表! 予想オッズの上位、人気の中心となる出走馬は?

Sporting News Japan Staff

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2022年12月3日、中山競馬場でステイヤーズステークス(GⅡ/芝3600m)が行われる。JRAの発表によると、重賞初勝利を狙うディアスティマ、昨年の覇者ディバインフォース、同2着で天皇賞(春)(GⅠ)5着のアイアンバローズ、シルヴァーソニックら14頭が出走登録を行っている。

今回はステイヤーズSの登録馬から勢力図を考察。予想オッズの上位となり人気を集めそうな有力馬を中心に、レースを展望していく。

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■2022年ステイヤーズSの展望・人気・予想

ディアスティマは復活勝利で重賞初制覇なるか。

右前脚に種子骨靭帯炎を発症し、約1年1ヵ月ぶりの実戦となった前走・京都大賞典(GⅡ)。好スタートから難なく2番手につけ、直線ではジリジリと伸びるも外から伸びた馬達に差され、5着に敗れた。長期休養明けで今回出走予定のアイアンバローズやディバインフォースに先着しており、収穫のある結果だった。昨年2月に芝3200mの松籟ステークス(3勝クラス)で、逃げて後続に3馬身差をつけて完勝している。長距離の適性は高く、叩き2戦目で状態が上がってこれば、重賞タイトル獲得の可能性は十分にある。

昨年の覇者ディバインフォースは連覇を狙う。

昨年は3勝クラスの身で挑んだ。後方からレースを進め、残り800mを切ったところから徐々に加速していく。直線では、上がり3ハロン(F)最速の末脚で前にいたアイアンバローズを捉え、差し切り勝ちを収めた。芝3600mで長く良い脚を見せつけた。今年は勝ち星を挙げられていないが、直近2戦は上がり3F上位の脚を使っており自慢の末脚は健在だ。虎視眈々と連覇を狙う。

昨年2着のアイアンバローズは雪辱を果たせるか。

昨年の同競走は、道中で先頭に躍り出て、直線では粘り込みを図るもゴール直前でディバインフォースに差されて2着になった。続く、阪神大賞典(GⅡ)でも先行策からしぶとい脚を見せて2着。天皇賞(春)にも参戦し5着に好走した。芝3000m以上の重賞で好成績を残している。前走・京都大賞典は6着に敗れるも、馬体重がプラス16kgと大きく体を増やしていた。休み明けであったことから、叩いた上積みが見込まれる。昨年手が届かなかった受賞タイトルを獲りに行く。

シルヴァーソニックは天皇賞(春)で落馬中止後、初の実戦となる。昨年は3着に好走している。芝3000m以上のレースは5戦して、天皇賞(春)以外は全て3着。勝ち切れていないが、安定した成績を残している。絶好調のD.レーン騎手が鞍上を予定しており、人気を集めることが予想される。

以下、前走芝3000mの古都ステークス(3勝クラス)を勝利したプリュムドール、宝塚記念(GⅠ)13着以来約5カ月ぶりのレースとなるメロディーレーン、芝3000m以上の重賞を2勝しているユーキャンスマイルら、国内最長のマラソンレースにステイヤー達が集結した。

■ステイヤーズSの日程、競馬場、コース

2022年12月3日(土曜) 5回中山1日
第56回スポーツニッポン賞ステイヤーズステークスGⅡ
3歳以上 オープン(国際)(特指)別定
コース:3,600メートル(芝・右 内2周)
本賞金:6200,2500,1600,930,620万円

■ステイヤーズSの出走予定登録馬一覧

※馬名、負担斤量、性齢、調教師名 

アイアンバローズ 56.0 牡5 上村洋行(栗東)
アドマイヤアルバ 56.0 セ7 堀内岳志(美浦)
エドノフェリーチェ 54.0 牝5 相沢郁(美浦)
カウディーリョ 56.0 牡6 堀宣行(美浦)
シルヴァーソニック 56.0 牡6 池江泰寿(栗東)
シークレットラン 56.0 牡6 田村康仁(美浦)
ディアスティマ 56.0 牡5 高野友和(栗東)
ディバインフォース 57.0 牡6 寺島良(栗東)
ナムラカミカゼ 56.0 牡5 村山明(栗東)
プリュムドール 54.0 牝4 奥村豊(栗東)
ベスビアナイト 56.0 セ5 国枝栄(美浦)
マンオブスピリット 56.0 セ5 斉藤崇史(栗東)
メロディーレーン 54.0 牝6 森田直行(栗東)
ユーキャンスマイル 56.0 牡7 友道康夫(栗東)

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。