2023年11月26日、東京競馬場でジャパンカップ(GⅠ/芝2400m)が行われる。イクイノックス、リバティアイランド、ドウデュース、スターズオンアース、タイトルホルダーらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。
今回はジャパンカップの好走条件について分析していく。
予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。
■【予想】過去の傾向分析① 人気
ジャパンカップは過去10年で、11番人気以下の馬は過去10年で67頭出走。馬券に絡んだのは2013年のトーセンジョーダン1頭のみだ。
中心となる馬はやはり10番人気以上の馬から選ぶのがよさそうだ。
■【予想】過去の傾向分析② 年齢
さらにジャパンカップは過去10年で、6歳以上が馬券に絡んだのも2013年トーセンジョーダンの1頭のみとなっている。
過去データから高齢馬は苦戦傾向と考え、中心となる馬は3~5歳馬から選びたい。
■【予想】過去の傾向分析③ 外国馬
外国調教馬の出走がジャパンカップの魅力の1つでもあるが、2006年を最後に外国調教馬は1頭も馬券に絡んでいない。
近年の傾向から外国調教馬は無条件で消しと考え、中心となる馬は国内調教馬から選びたい。
■【予想】過去の傾向分析④ 内枠
最後に、ジャパンカップは1枠の馬の成績が優秀。具体的には上位5番人気以内に支持された馬が1枠を引いた場合、複勝率88%と非常に優秀な成績となっている。
近年の傾向から、ジャパンカップで内枠に有力馬が入った場合は、人気に逆らうのは危険と考えてよいだろう。
1枠に上位人気が予想される馬が入る場合は無条件で押さえるようにしたい。
■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?
他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……
(4-3-1-1)
勝率44% 複勝率88%
単勝回収率223% 複勝回収率158%
非常に優秀な成績となっている。
今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。